すっかり春らしい天気になり外は天国の世界です。
こぼれる陽射しは暖かく、吹く風も肌をなするように優しく通り過ぎていきます。
午後から二人の孫が店に来ていて、その孫たちには外がおもちゃの世界に見えるのか、靴を履いて出入り口の扉を叩きながら「ジジ・ジイ・・・」と、孫たちに向けた私の目線を逃そうとはしません。
私を動かすツボを心得ているのか、結局、店の外で孫たちの世界に呑み込まれてしまいましたが、幸せな気分にさせてくれた陽気に満たされた午後でした。
さて、今日は静けさに包めれたおしゃれな着物コーディネートを紹介させていただきたいと思います。
銀ネズの無地風小紋に彩を同じくした織楽浅野さん袋帯でコーディネートしたもので、シンプルなおしゃれ感は多彩な色を使わずとも女性の美しさを引き出すものがあります。
まさにこちらのコーディネートは、女性の美しさを引き出すものがあり、色合いからしても大人の春を伝えているのではないでしょうか。
その静かさに魅力を感じている者の一人です。
そして、うす味の色で装いを整えてみることに・・・
帯〆には平織のムリーム色の無地を合わせ、帯揚げには優しさを壊さない濃度のクリームと大人ピンクのボカシ染めで春の爽やかを演出してみました。
それは着物と帯の色合いに隠し味を添えるかのようで、女性が持つ魅力を静かに表現するものがあり、見る人の目からは知性を感じるものがあるのではないでしょうか?
素敵な着こなし方かと思うところがありまして紹介させていただきました。
参考になれば幸いです。
明日は気温が20℃になるそうで、一気に春が押し寄せた感じがします。
朝晩の冷え込みが残りそうですが、油断しないで穏やかな春を向かい入れたいものですね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。