すっかり春らしい天気になり外は天国の世界です。
こぼれる陽射しは暖かく、吹く風も肌をなするように優しく通り過ぎていきます。
午後から二人の孫が店に来ていて、その孫たちには外がおもちゃの世界に見えるのか、靴を履いて出入り口の扉を叩きながら「ジジ・ジイ・・・」と、孫たちに向けた私の目線を逃そうとはしません。
私を動かすツボを心得ているのか、結局、店の外で孫たちの世界に呑み込まれてしまいましたが、幸せな気分にさせてくれた陽気に満たされた午後でした。
さて、今日は静けさに包めれたおしゃれな着物コーディネートを紹介させていただきたいと思います。
銀ネズの無地風小紋に彩を同じくした織楽浅野さん袋帯でコーディネートしたもので、シンプルなおしゃれ感は多彩な色を使わずとも女性の美しさを引き出すものがあります。
まさにこちらのコーディネートは、女性の美しさを引き出すものがあり、色合いからしても大人の春を伝えているのではないでしょうか。
その静かさに魅力を感じている者の一人です。
そして、うす味の色で装いを整えてみることに・・・
帯〆には平織のムリーム色の無地を合わせ、帯揚げには優しさを壊さない濃度のクリームと大人ピンクのボカシ染めで春の爽やかを演出してみました。
それは着物と帯の色合いに隠し味を添えるかのようで、女性が持つ魅力を静かに表現するものがあり、見る人の目からは知性を感じるものがあるのではないでしょうか?
素敵な着こなし方かと思うところがありまして紹介させていただきました。
参考になれば幸いです。
明日は気温が20℃になるそうで、一気に春が押し寄せた感じがします。
朝晩の冷え込みが残りそうですが、油断しないで穏やかな春を向かい入れたいものですね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






