北陸地方が梅雨明けしたみたいで、陽が落ちると蒸し暑さも影を潜めた感じがして、吹く風に秋の気配を感じさせられるものがありました。
8月が始まったばかりだというのに、今年は浴衣の装い相談が少なく、夏が終わったかのような灯が秋を呼び寄せているのでしょう。
季節を追いかけながらの仕事は、時として割り切ることも必要で、いつまでも夏を引きずっていられません。
「和雑貨半額市」を8月の売り場に持ってくることを決めると、一気にギアチェンジが始まり、引きずり出してきた不良在庫を売り場に並べ、売り場の一角を埋めるための模様替えが始まりました。
明日には完成させて、4日からスタートさせたいと思っているところです。
早速セールの和雑貨が県外のお客様から入ってまいりまして、和雑貨半額市の効果に期待を寄せるものがありましたが、降って湧いた企画だけに販促物の物足りなさが危惧されます。
それでも、暇な時に目的を持って仕事に関われて喜びを感じています。
和雑貨半額市は、何一つとっても利益を生むものではありませんが、物事が単純で、娘たちの応援が力になっていることに気づかされています。
それが何よりも嬉しいです。
一方で、秋に向けての準備もしておかねばなりません。
そんな想いもありまして、京友禅の訪問着をコーディネートしてみました。
なかなかの豪華版で素敵でしょ・・・
このエレガンス感がとても気に入っておりまして、パーティの席にお召しになられると映えることでしょう。
このようにして少しづつ売り場に秋の気配を呼び込んで行きたいと思っていますが、厳しい8月を乗り越えるためにも頭を休めないで頑張ってみたいと思っています。
簡単な記事で終わることになりましたがこれで閉店とさせてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






