どんな絵を描きたいのか?10月に開催する「結城紬展」の案内状作りが始まりました

店主のひとりごと

人生も仕事も未来に向かって「どんな絵を描きたいのか?」という意思が働いていないと店を切り盛りすることはできません。

そのことを頭で理解できていても、お盆休みの余韻が残る中での仕事は緊張感が薄れていて、自己管理がとても難しくなっていましてね~

お客様の来店が少ないことや仕入れ先も本格的に動き出すのが9月からとあって、外部からの刺激が少なくて心のすき間をなかなか埋められません。

そんな自分を見て、心の中で「どんな絵を描きたいのか?」

それは、10月に開催する神無月展に焦点を合わせるものでした。

今月の7日に結城紬の産地を訪れてみて深く感銘した私は、神無月展に結城紬を採り上げたいと思っていまして、仕入先との打ち合わせも必要になっているのに、その前に自分がどうしたいかを問いかけるものでした。

催事を組むときは、仕入れ先から提示されたメニューをそのまま使わせていただくのではなく、お客様に何を伝えたいかを一番に考え、アナログで販促物を作るようにしています。

 

DSC_0020yuukitukugitenn.JPG綺麗な写真を入れた販促物の作り方があるのに、今も手書きにこだわっていています。

そこには、この店の想いを載せたいと考えるものがあるからです。

この白紙の紙に何を書きたいのか?

まさに設計図とも言えるもので、何度も書き直して紙面を埋めていくものです。

気が遠くなる話でしょ・・・

これが私流の取り組み方ですが、デザイン力が乏しくて苦労させられるものがあります。

その作業が始まりました。

タイトルは「結城紬展」です。

これから私が伝えたいことを足していくわけですが、どんな絵を描きたいのかが問われるものになっています。

何一つとっても時間がかかり無駄をいっぱい使うものになっていますが、情熱と気力が絶えないから続けられているのかもしれませんね。

こうして自らにプレッシャーを呼び寄せている私です。

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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