採り上げたばかりの和柄半袖Tシャツが評判が良くて快進撃を納めております。
リーズナブルなお値段ということもあるのでしょうが、オンラインショップからもご注文が入ってきていて、滑り出しとしては上出来ではないかと思っております。
着物関係の商品と比較したら単価の低いものですが、お客様の笑顔が多く見られて、新しい風に刺激をいただいていますが、母の日や海外のプレゼントにも生かせる商材でもあり、これを機会に店の課題となっているSNSを使った販売促進にも力を注いでみるつもりです。
どこをどう変えたらいいのか良く分かっていませんが、ネット社会の波に乗れる店舗になれたらいいのですが・・・
ところで春らしい陽気が続き、お花見の話題が花盛りになっておりますが、北陸地方も開花が早そうです。
昨日、お客様のお庭に咲いている桜を見て、うっとりさせられスマホを向けていました。
見上げて見る桜って、青空の絵を描くような彩と人を包み込む優しさがあり、誰もが穏やかな気持ちになれるのではないでしょうか?
春っていいよね~
でも時間は無情に過ぎて行き、今日で3月も終わりなんですね~
店内は春を彩るディスプレーをさせていただいていますが、春を着物で楽しみたいと思われる方が少なくて、虚しくなります。
入学式などで着物を着られる方がいても、おしゃれをするという意識が少なく地域に投げたボールがなかなか帰って来ません。
仕入先の話を聞いていても。催事でしか着物が売れなくなっていることを聞いておりますが、それも、年々点数が減ってきていて、呉服店離れは深刻な状態になっているようです。
でも、着物はオンリーワンのおしゃれを楽しめる優雅さがあると思っていて、その引き出しを持っているのが着物専門店だと自負しています。
お客様が想い描く着物シーンを的確に受け止め、ブラスアルファーの提案ができて初めて喜びの声が聴けるので、それをやりがいとしていますが、なかなかそのような方が現れなくて店作りの在り方が問われているのかのようです。
時代の流れに寄り添う店になっているのか迷うものがありますが、それでも私は着物が好きなんですね~
3月も着物は厳しい月になりましたが、今のスタンスを変えることなく、着物愛好家を探し続けたいと思っています。
4月は京都の仕入れ先で「花成り会」という展示会があり、県外から数名のお客様に足をお運びいただけることができそうです。
そしてその先には「御召展」が控えているだけに、気持ちを新たにして着物愛好家と向き合ってみたいと考えています。
私は桜にはなれませんが、せめて心に花を咲かせて4月を迎えたいと思っている私です。
そして今日は妻の月命日でした。
店を開ける前に妻に会ってまいりましたが、嫁が出産間近で、二人でいつになるのかを心配しています。
元気な赤ちゃんを生むことができれば、それで満足なんですが、学年が変わるきわどい主産予定日とあって気が気でありません。
妻がいたなら嫁に寄り添うことができたのかもしれないが、私には心配することしかできません。
先ほども息子に電話しましたが、男って私も含まて駄目ですね~
そのこともあって、妻の力を拝借できればと思って手を合わせてまいりました。
こうしていろんなことを呑み込みながら時が過ぎてまいりますが、何事にも明日という日があるので、嫌なことは忘れて、明日に目を向けて夢を膨らませたいものですね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。