届いた私の着物に「結城紬展」への想いとこれからの店作りの方向性が詰まっています

結城紬展の画像

店の催事を採り上げる際は何を伝えたいのかを充分考え、そして中身を組み立てていくわけですが、会の目的を定めるまでに右往左往するものがありましてね~

 

特に春の「卯月展」と秋の「神無月展」には、頭を悩ますものがあります。

現在、最も頭を悩ます秋の神無月展の内容を詰めているところで、当初、世の中の着物需要背景もありまして、買い求めやすい価格帯の石下(いしげ)結城紬を格に会を組み立てるつもりでいたのですが、結城紬の勉強をすればするほど、長い時間をかけて手仕事で作られている本場結城紬の魅力に取りつかれてしまいましてね~

 

そのこともあり、企画途中にして会の方向性を本場結城紬に軸足を置いて提案してみることにしたのですが、結城紬の魅力をどのような形でお伝えできるのかという、極めて単純な壁にぶち当たりましてね~

 

着物の種類の中では、紬は街着になりますし、その魅力から紐解いていかなくてはなりません。

おしゃれ着は私の好きなジャンルですが、昨年、時を同じくして信州で織られている上田紬を採り上げてみましたが、お客様の心を掴むことができませんでした。

本場結城紬ともなれば上田紬よりもお値段も張るだけに、お客様への問いかけ方に頭を悩ませているところです。

 

そこで、私が魅了された素直な気持ちを販促物に取り込むことにいたしました。

 

ー 結城紬展の開催にあたり -

 

今年のお盆前に茨城県結城市で作られている結城紬の産地を訪ね、「本場結城紬」と、「石下(いしげ)結城紬」の作り方の違いを勉強してまいりました。

結城紬は、どちらも真綿(まわた)を紡いだ糸で織られた紬ですが、「本場結城紬」は真綿を手で紡ぐことから始まり、糸作りの下準備や、織り上げるまでの地味な手仕事に驚かされるものでした。

一方、「石下結城紬」は、合理化を図って織られた、お得感のある紬で、見た目には、本場結城紬との違いが判りにくいところがあります。

その違いは、身につけたときの風合いで、本場結城紬には軽くてふっくらした柔らかさがあり、真綿糸に命を織り込んだ熟練の技は、他の紬では味わえない魅力を秘めたものです。

そのことをお伝えしたくて、この度、「本場結城紬」と「石下結城紬」の双方の着物と帯を揃え、それぞれの魅力をお届けするものです。

 

 

結城紬展の画像(本場結城紬)
結城紬展の画像(本場結城紬)

 

販促物の構成が始まったばかりで、構成の在り方なども考えてみたいと思っていますが、何分にも手作りとあって、写真の一つとっても苦労させられています。

会の目的や趣旨に始まって、販促物の作り方やお客様への問いかけ方にも知恵が必要ですし、情報を外に出すことにも気を配らなくてはありません。

 

その渦の中にいる私は必死になっていますが、冷静になって考えてみると、着物専門店としてあるべき姿を問いただす機会に恵まれたのかもしれません。

そのことを真摯に受け止めて、結城紬展に臨んでみたいと思っています。

 

結城紬展の開催は10月21日(土)~24日(火)までとなりますので、興味をお持ちでしたら覗いてみて下さい。

23日(月)と24日(火)の両日は、産地から応援に駆けつけてくださるみたいで、結城紬の「よもやま話」も企画できればと考えているところです。

 

 

本場結城紬
本場結城紬

 

そして、私の本場結城紬が湯通しを終えて店に届きました。

ここに私の想いが詰まっていますが、湯通しを終えた後の餅肌のような感触に満足させれています。

 

結城紬展にはこの着物でお客様をお迎えできそうです。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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