来る21日(土)からの結城紬展のご案内に回っているところですが、段取りが悪くて、なかなか外回りができる時間が取れません。
店には急ぎの仕事やお客様からの相談が絶え間なく舞い込んでいて、一つのことに集中することができずにいます。
もう少しゆとりを持って仕事と向き合えることができたらと思っていますが、それができないのが私なのかもしれません。
そのような心のザワツキを夕焼けのような茜色に染めてくれるのが、夢を見ることかと思っています。
現実に魔法をかけるんですね~
お客様のご要望に応えられないときがあれば、誠実に対応することで信頼を得られるときが訪れるに違いない。新しい出逢いをそのように信じれみよう。
何をしてもうまくいかないときは、レンズのピントが合っていない未熟者の勘違いだと思ってみよう・・・
真実が何処にあるのかが見えて来たとしたら、苦い経験が生かされたとき。
それは育てたい樹木の根っ子に栄養を流し込むものになっていて、きっといつか、無理をしなくても自然と花や実が成るものだと信じてみよう。
だから頭を上げなくては・・・
こんな感じで、なんでもかんでもリセットして魔法をかけてみると、もしかしたら注目される店になっているかもしれないと思えるようになれるから不思議です。
単純な人間なのかもしれないが、こうして呟いているだけで、私の心は羽根が付いて空を飛び始めています。
さて、結城紬展のご案内が遅れていることもあり、少し語ってみたいと思います。
来たる10月21日(土)~24日(火)までの4日間、店内にて結城紬の製造元でもある「奥順」さんのお力沿いをいただいて結城紬展を開催させていただきます。
結城紬は真綿を紡いだ糸で織られた紬ですが、ざっくり分けて二つの産地で作られていて、時間をかけて手作業で作られた「本場結城紬」と、合理的な手法で作られた「石下結城紬」の2種類の結城紬があります。
その中にもいろんな種類の結城紬がある訳ですが、結城紬に対してご理解を深めていただくことを目的として、2か所の産地の紬を紹介させていただきます。
その一つが「はたおり娘」というブランド名で織られている石下結城紬です。
そしてここにアップしたのが、結城ちぢみという単衣用としてもお召しいただける結城紬になります。
いろいろ説明を加えたいのですが、綴ろうと思うと難しいものがありまして言葉にしませんが、風合いはサラッとして体に馴染む柔らかさのあるものです。
このようにしてコーディネートしてみると、素朴な味わいが見て取れるかと思いますが、結城紬のエメラルドグリーンが目を引くのではないでしょうか?
カジュアル着となるものですが、個性的な帯を合わせたものではないのに、モダンさがあって素敵でしょ・・・
本場結城紬のお値段と比較すると、驚くほどリーズナブルな価格帯のお品なんですよ。
ブログ記事では語り尽くせないものがあり、結城紬展にて双方の魅力に迫ってみたいと思っていますが、結城紬がどんな紬であるかを知ることができる機会でもあるので、日程が合うものであれば是非覗いてみて下さい。
何を伝えたいのかをまとめることができませんでしたが、21日から4日間、結城紬が店内に並ぶことを記憶に留めていただけたらと思って記事にしてみました。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。