いつもお世話になっている会計士さんから決算報告があり、前期が有限会社に替えてから30期だったそうです。
褒められる決算内容ではありませんでしたが、会計士さんの言葉を借りれば、30期まで続く会社は多くないとのことで、よく頑張っているとの労いの言葉をいただきましてね~
しかし私には、過ぎたことを深く考えることがないもので、その言葉の重みが良く分かりません。
だって、地域の商店街を見渡せば、私の店より歴史を持つ店が多くあって、その事を思うと私の店は「ひよこ」みたいなもの。
今日という日を大事にしながら店を切り盛りしてきただけのことなのに、会計士さんの見る視点は少し違うものでした。
私にはその事よりも、店のファンを増やすことに試行錯誤していて、環境の変化の中で店の役割をどう果たしいったらいいのかが大きな課題になっています。
これまで簡単の手にできた商品が市場から消えて行っていますし、和雑貨一つとっても受注生産に切り替わりつつあり、おまけに仕入れ値も値上がりをしています。
甘い考え方では生き延びれない時代になっていて、流通のどの分野でも「安定と安心」の穏やかな響きはどこかへ行ってしまいました。
その中で、お客様に喜んでいただけることを考えていかなくてはなりません。
加えて、私の店の存在を多くの人に知っていただくことも課題を残しています。
物事の成果を急いでもクリアーできないことばかりで、まだまだ努力が足りないことを今の時代は語りかけていて、「これからどうしたいのか?」が問いかけられているのでしょう。
知恵のないものには、信じれることに粘りと根気で勝負しないと続けられなくなっているのかもしれませんね。
さて、店内は23日からの感謝祭に向けて売場の移動が始まりました。
店内のフロアーの畳を入れて着物売り場を広げたところで店内は雑然としていますが、この感謝祭は、この一年をお引き立てをいただいたお客様や地域の方々に、着物や帯をご奉仕価格で還元させていただくもので、その上限価格を15万円までとした企画です。
なので、割引き価格が15万円を超えるものは売り場に並びません。
ここには、着物がお高い考えていらっしゃる方への提案もあり、価値ある商品が期間限定で割引きをさせていただくものです。
お世話になっている仕入れ先にもご協賛をいただいて、感謝の気持ちをお伝えできればと思っております。
これからその準備に入りますが、その前に、店頭には店内催事を呼びかける看板が立ちました。
行き交う車に乗っている人の印象に残るものになればいいのですが、このブログからもできる限り呟いてみたいと考えているところです。
そして明日は、ネット関係に詳しい専門家の方に来ていただいてアドバイスをいただくことになっていましてね~
厳しいことを言われるのではないかと覚悟していますが、これからの店作りに欠かさないものになっているだけに、なんとしても改善を図りたいと考えています。
いろんな分野に気を配らなくてはなりませんが、少しずつでもいいから現状から踏み出して、目的地に向かいたいと思っています。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。