一つの「事」が終れば新しい「事」が始まる。
この一年はその繰り返しだったように思いますが、一年間の行事を終えたからといって、立止めっている訳にはまいりません。
2017年も残り少なくなり、初売りに向けての店作りのことを考え始めたところで、入卒用のお母さんの着物と小物たちを提案してみたいと思っております。
とは言っても、お客様の中でお子様が入卒される方がどれだけいるのかと問いかけてみると、雲を掴むような状態で、お客様を絞り込むことが難しくなっているのが現状です。
しかし地域には多くの対象者がいる訳で、その人たちに向けての販促を組みたいと考えています。
どうしたいのか? 何ができるのかを考えているところですが、一つの選択肢として、地域のミニコミ誌に、「入卒用の着物提案」の情報を載せることができないかと思っていましてね~
勿論それだけでなく、ホームページやブログなどでも情報発信するつもりでいますが、お客様への提案というよりかは地域と向き合う企画と言えるのかもしれません。
地域の呉服店が少なくなっていることから、新しい試みとしてチャレンジしてみたいと考えての企画です。
地域の方と向き合うというのは、実店舗がある店としてはあるべき姿かと思っていますが、結果が伴なわないことで、このような提案の仕方を止めてしまったのがこれまでの呉服店かと思っています。
それが地域と呉服店さんの距離を遠ざけることになってしまったのではないでしょうか?
新しい試みであっても、一度や二度で芽が出るとは思っていませんが、着物を知らない方にとっては専門家の力を借りたいと思っているに違いありません。
その接点をどこで見つけ出すかが鍵となるもので、着物や帯だけでだけでなく、草履やバッグ、帯〆帯揚げなども取り込んで、慶びの日をコーディネートしたいと考えています。
初売りは1月4日からで、その初売りから入卒用の装い提案をさせていただきます。
初売りに福袋的な特典として1月8日まで、着物や帯、草履やバッグ、帯〆帯揚げ、重ね衿に刺繍半衿、そしてかんざしまでのアイテムに限らせていただきますが、販売価格の10%を割引きさせていただきたいと考えています。
問題はこれらの情報を地域にどのようにして伝えるかで、その選択肢の一つにタウン誌を使ってみたいと考えているのですが・・・
どうなることでしょう。
ここにある着物コーディネートは、入卒用の装いとしてアップしたもので加賀友禅の訪問着になります。
ここまでのものをご準備される方は極めて少ないと思っていますが、店の看板ともなる商品でもあるので紹介してみました。
優しい華やかさがあって、ステキでしょ・・・
このような着物を一枚持っていると、入卒だけでなく七五三や結婚式の披露宴などにも着れて格式の高い装いとなります。
地色はグリーン系で加賀友禅らしい着物と言えるでしょう。
これは初売りに向けてのほんの触りで、入卒用の装い提案では、附下と色無地を中心に品揃えを増やしたいと考えています。
まだ先のことですが、採りあげる会の動機と趣旨を記事にしてみました。
ご理解いただけたら嬉しいのですが・・・
この映像は女たちの忘年会にご参加くださいましたお客様が、「楽しい夜のひと時をありがとう・・・!」と言って、ヒイラギを持って来てくださいましてね~
厄除けになると言葉を添えてプレゼントされたものです。
ご参加いただきました多くのお客様から喜びの声をいただくことになりましたが、本当に有り難いです。
このヒイラギに興味を持ったのは次女で、新築したばかりの家に飾りたいと思っているようで、可愛がってもらえるのなら、それも有りかと思っています。
しばらくお客様と娘と私で、和やかな時間を過ごさせていただきました。
心遣いをいただきましてありがとうございました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。