私の店と親しくさせていただいている加賀友禅作家さんが新年の挨拶にお越しになられて、しばらくお話をさせていただく中で私の店作りをとても褒めてくださいましてね~
元気を失っている呉服店さんが多い中で、頑張っているきもの専門店さんに見えるみたいです。
思っていなかったことを聞くことになり嬉しく思いましたが、現状を見ると褒められたものではありません。
今日も来客は少なく、古布の木目込み雛人形を見に来られる方はいても、入卒用の着物相談を受けることはなく、地域に投げたボールが返ってこない現実に無力さを感じています。
手強い相手と向き合っていると言えますが、新しい出会いを探るって一筋縄ではいかないものです。
それでも新規客が増えないと店の活性化は図れないだけに無視できません。
いろいろ試しながら販路を広げたいと考えていますが、ここに工夫という取り組みが求められるのでしょう。
考えさせられます。
さて、話題は少し変わりますが、販路を広げたいと思う気持ちは年々大きくなっていて、ネットを通して県外の方と繋がりを持つことができたらと思って、毎日ブログ投稿を続けています。
そんな折に、東京にて「ひしの美会」が開催される知られが入り、今日はその案内をさせていただきます。
この「ひしの美会」は、東京の仕入れ先が主催するもので、一般の方を招いて開催する着物と帯の展示会です。
ブログからの繋がりを生かしたいと、数年前から参加させていただいていますが、これまでに多くの出会いをいただけるものになっています。
このにも販路拡大を目指したいと考えていますが、展示会の詳細を分かる範囲でお伝えさせていただきます。
今回のひしの美会は、2月17日(土)・18日(日)の両日に、銀座貿易ビル(銀座メルサ)5階のイベントスペースで開かれるものです。
会場には春物から初夏にかけての着物や帯が並ぶとのことですが、中でも振袖と日本工芸会正会員になられた樋口隆司氏の越後紬にスポットが当たるようです。
私としては出会いを持つことができた関東方面の方にご案内をさせていただくもので、展示会場が店との遠い距離を埋めるものになればと考えています。
興味をお持ちであれば、遊びにいらしてみて下さい。
ご連絡をいただけたらご案内状を送らせていただきたいと思っております。
虫のいい案内かと思わないではありませんが、どうか参考にされてみて下さい。
何をしても思い通りになりませんが、かすかな期待を寄せて、チャレンジすることを忘れないようにしたいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。