変化に乏しい日が続いていて、明るいニュースが入ってこないかと虫のいいことを考えてしまいます。
寒さと雪と鉛色のような空の下で暮らしていると、自由を奪われたかのようですが、被災した訳でもなく、帰れる我が家もありますし美味しいものを食べることだってできるのに、思うように仕事ができていないことがストレスになっているのでしょう。
被災地の方からすれば贅沢な悩みで、我慢の日があるから、青空が広がるだけでご褒美をいただいた気持ちになれるのでしょう。
それは湿った心を乾かし、新しいアイディアが思い浮かぶ瞬間でもでもあります。
早く春が来て欲しいです。
足元の悪いこの季節は着物でお洒落をして外出をされる方がそんなに多くいる訳でなく、雪国の冬は呉服店泣かせと言えるかもしれません。
そこで今日は冬でもお洒落をしてみたくなる長羽織の着こなしを紹介させていただきます。
朝の連続テレビ小説「ブギウギ」で愛助の母でもある村山興業の女社長役で出演していらっしゃる小雪さんの着物の着こなしが印象的で、特に大柄の長羽織に惹かれるところがあります。
ご覧になられていない方にはお伝え憎いところがありますが、長羽織は模様が大きいほうがインパクトがあってお洒落感も増すものだと、そんな印象を持って見ています。
【長羽織でお洒落を楽しむ】

長羽織でお洒落する
小雪さんの着こなしとは違いますが、このような大柄の小紋を長羽織に見立ててコーディネートしてみました。
言葉が見つかりませんが、色合いの強弱がハッキリしていてインパクトのある長羽織だと思いません・・・。
長羽織だから生きる模様でモスグリーンの色の入り方がとてもお洒落じゃないかな~
ここでは紬の着物に合わせていますが、小紋や色無地、付け下げにも合わせていただけるのではないかな~
この地域のお客様に、長羽織が¥をするだけでもお洒落だと思うので、新しく新調してみてはどうかとお誘いするのですが、却下されてしまいます。
車社会だから羽織るものはいらないとのことですが、羽織があると半幅帯でも気軽にコーディネートができて、結び方も簡単なのでお勧めさせていただいています。
現在のような寒い季節にピッタリのアイテムで、長羽織をお持ちだない方は検討されてみてください。
今日はこれからサウナ風呂で2月の店作りのことを考えてみようかと思っています。
何もアイディアが湧かないかもしれませんが、腰の痛みも少しあるもので体をほぐのまいります。
簡単な記事となりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







