今日は5月下旬頃の気温だったどうです。
朝から気持ちのいいお天気で、伸び始めた草取りしばらくしていましたが、このような日は外での仕事に限ります。
4月に開催する「御召展」の販促物が準備できたこともあり、今日からお客様へのご案内に歩くこととしました。
お天気が良いもので、車の進路は何故か山手側へ向かってしまいます。
向った先は一里野温泉スキー場。
この地区にもお客様がいらっしゃって、今年初めてこの地を訪ねてみたのですが、雪が溢れんばかりにあって異国の地に来た感じがしました。
のどかな風景が広がっていて、10日近く前にスキー場が閉鎖されたそうです。
1・2月の大雪のときには、雪に悩まされて憎い存在となっていましたが、居住地域から雪が消えた後に見る雪の風景は格別なものがあります。
賑わい後の静けさが、時間を止めているかのようで、心穏やかにさせられるものがありました。
こうして豊かな自然の中を走り回っていましたが、住宅地を避けたことは正解だったかもしれません。
さて今日は、県外から問い合わせがありました加賀友禅の四つ身訪問着を紹介させていただきたいと思います。
加賀友禅は私たちの地域となる石川県で友禅作家が手描き友禅されたものです。
箔も刺繍も使わずに草花模様を中心に描き出した着物ですが、女児の着物となると染められる作家さんは一握りで、数も多く作られておりません。
ご相談者は県外の呉服店さんで目に触れることができないこともあってご相談をいただけたのだとおもいます。
❶》花車にオシドリの柄
➋》オシドリの柄
❸》手毬に四季の花
❹》花筏(はないかだ)蝶の柄
❺》四季の花柄
とりあえず画像だけになりますが、こちらの5点をアップさせていただきました。
詳しい話はお電話でできればと考えているところです。
そうそう、四つ身の着物は7・8歳用の着物で、十三詣りには小さくて着れないことを一言付け加えさせていただきます。
ところで今日は、入学式で着物を着られる方の帯〆と帯揚げの色合わせのご相談が数件ありましたが、いつもの年に比べたら、入学式の準備の動き出しが遅い感じを受けております。
お子さんが春休みに入り気ぜわしい時期かと思いますが、着物を着られる方は問題点がないかの確認を済ませておいてください。
着物にたたみシワガ入っていないか、長襦袢の半衿は汚れていないか、草履やバッグに問題点がないか、和装小物は揃っているか、などなど・・・
今日のことですが、入学式に着付けを頼まれている方がいまして、和装小物を一式お預かりさせていただいたのですが、その際に、草履台の糊が劣化してすき間が空き、はずれそうになっていましてね~
何も知らずに履いていたら、途中で鼻緒と草履台が分離する危険性が高い状態でした。
店に持ち込まれたから気づきましたが、このようなことがあるので、着物に詳しい方のチェックが必要かと考えております。
店でもそのようなことの相談を受けておりますので、気軽に尋ねてみて下さい。
今日は雪がまだ残る伝好さんという和食の店でお昼をいただくことに・・・
いつもお昼はお弁当を取っているのですが、あまりのもロケーションが良くて入ってみたのですが、とても雰囲気のいい店で、お蕎麦を美味しくいただくことができて満足しました。
たまに道草もいいものですね・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。