今日も残暑は厳しくてお客様が少ないかもしれないと思っていましたが、午後からお客様の出入りが多くありましてとても忙しい一日となりましした。
特に七五三関係の相談が続いて、この秋七五三を迎えられる方が動き出した感じがします。
慣れない七五三の支度となるので、相談者はお子さんの着物一式をお持ちになって、着物や小物の状態を見て欲しいとか、着物の縫い上げをお願いしたいとの相談が多く寄せ垂れていて、そこに違った要件でお客様がお越しになられると、店内はテンヤワンヤとなるだけに、とても気を使います。
十分な接客が出来ずに、ご不便をおかけすることもあって大変混雑する時間帯があったように思います。
久しぶるに活気を取り戻すことができましたが、暑さもあって疲れを感じながらも投稿の準備に入ったところです。
この秋に着物で七五三をされる方は、慣れないこともあって着物に詳しい人が回りのいないと、どうしていいか分からないという人が圧倒的に多いかと思われます。
そんな時は、勇気を出して地元の呉服店さんで相談されることをお勧めします。
タンスにお子さんの着物があっても、それが七五三にふさわしい着物なのか。
着物の状態に問題がないのかも含めて、足りないものがあればアドバイスをしていただけるかと思いますし、着物に縫い上げや半衿の取付けもしていただけるように思います。
そのことに加えて、当日の着付も相談してみてはいかがでしょう。
快く対応していただけないこともあるかもしてませんが、ダメ元で相談されてみてください。
心がけて欲しいことは、急ぎの要件は対応できないこともありえるので、余裕を持って相談されることです。
【七五三の準備で分からないことは呉服店さんに頼ってみてください!】

七五三商品
着物で七五三をしたいと考えたときに、草履が小さくて履けないとか、長襦袢に半衿が付いていなくて新しい半衿を準備しなくてならないこともあり、それをネットで探すという方法もありますが、専門家のアドバイスがあれば、安心が買えるのではないでしょうか。
きもの初心者にとって最も気になるのが、安心できる店かどうかの見極めです。
それは、地域の口コミなども参考にしながら最初の応対の仕方である程度判断ができるのではないでしょうか。
とても勇気のいることですが、ネットに頼っていてはこの先判断が出来ないことが多くあるかと思います。
どうか七五三を機会に、相性の合う呉服店探しをされることをお勧めします。
【加賀友禅四つ身訪問着/薬玉模様】

加賀友禅四つ身訪問着「薬玉」
この画像は七歳用の加賀友禅訪問着で薬玉模様になります。
業界用語で「四つ身に訪問着」と呼んでいますが、着物を知らない世代が増えている中で新たに四つ身の訪問着を誂える方は少なくなっていると言えるでしょう。
そのような時代背景もあって加賀友禅四つ身訪問着の生産が少なくなっていますが、本物志向の方にお勧めさせていただきたい一品かと思っています。

加賀友禅四つ身訪問着「薬玉」
作品名は「薬玉」となっていまして、着物の地色がピンク紫となっているところが、従来の赤やピンクの色合ととは違っていて、現代のお母さんに好まれる色合かと思っています。
このような逸品の品で七五三を迎えられたら素敵でしょうね~
皆さんに紹介させていただきたくて、ここのアップさせていただきました。
どうか参考にされてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







