明日を夢みた「日本の風呂敷展」の看板と四季を楽しむ情報紙「あ・うん」が用意されました

「日本の風呂敷展」の看板 店主のひとりごと

お天気も晴れ着付け教室の日でもあったもので、店内は笑い声に溢れる一日でした。

教室が終ってからもお茶を飲みながらゆっくり世間話をすることができ、忘れていた世界を思い起こすことができたのかもしれません。

 

お客様が店に集まり、何気ない会話ができる時間がどれだけ意味深いものかを味わい、利益に結ぶつくものではなくても、失ったものが返ってきた喜びに元気をいただけるものがあったように感じております。

 

亀の歩みのように少しづつ春が近づいていることに、これからという気持ちが湧き上がってきますが、ようやく店頭に新しい看板を取り付けることができました。

 

 

 

「日本の風呂敷展」の看板

「日本の風呂敷展」の看板

予定していたよりも2週間近く遅れてしまいましたが、それは、「日本の風呂敷展」の看板です。

 

春は日本の社会に新しい扉が開く時期でもあり、そのことに伴い、人との別れや出会いも多くあり、風呂敷きを有効に使っていただけないかと考え、毎年風呂敷の種類を増やして取り上げているものです。

 

その旗揚げとなる看板をデザインしてみたのですが、とても気に入っております。

雪が残る道路沿いに、グリーンの色が映えて印象に残るものではないかと考えていますが、ブログでも情報を出して集客を狙いたいと考えているところです。

 

 

 

四季を楽しむ情報紙「あうん」

四季を楽しむ情報紙「あうん」

そして製作が遅れていた店の情報紙「あ・うん」も、本日仕上げることができました。

こちらも発行が2週間近く遅れてしまって、作りかけていた歳時記を一部作り替えたりしましたが、ようやくお客様に手渡せる状態になりホットしております。

 

このような感じで、雪でしばらく止まっていた店が動き始めた感じがします。

 

後はお客様の動きを待つしかありませんが、失った時間が大きかっただけに、他に何か行動を起こさなくてはなりません。

 

ところで、翌檜(あすなろ)の木って、ヒノキ科の樹木の名称だそうです。

それは檜(ひのき)に似ていて(檜)よりも小さい個体が多いので、「明日は檜のようになろう」と思っているから、「明日檜」→「翌檜」の漢字で記述されるようになった説があるようです。

 

なんでも井上靖さんの「あすなろ物語」では、決して檜になれない悲しい木のニュアンスで描かれていると、或る本に書いてありましたが、例え、叶わぬ夢であったとしても、明日に夢みて努力することって意味を持つものだと思っています。

 

もしかしたら私は翌檜なのかもしれないが、それでも檜になりたいと思っている者の一人。

 

限られた店の資源で何ができるのかを考えると頭が重たくなりますが、時間に流されることなく、店の強みを生かして新しい提案を見つけ出せたらと思っているところです。

 

だって、3月は目の前に迫っていますからね~

 

それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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