組紐で作られた男物角帯とその魅力を語ってみました

男物の角帯

昨夜は自宅に戻るのが遅くなってしまったことや、出張の疲れもあるのか、午後から眠気が襲っていて、集中力を失っております。

時折耳鳴りなどもして、疲れが溜まっているのかもしれません。

そこで今日は記事を短めにして、体を休めたいと思っているところです。

 

ここ一年近く前から男物の着物のことでご相談を受け賜ることが増えていましてね~

お仕立て直しのご相談であったり、タンスに眠っている反物をお持つになられてお仕立てを頼まれたり、新しく長襦袢や雪駄、巾着などを新調してくださる方もいらっしゃって、男性も着物を着てみたいと考えていらっしゃる人が少なくないようです。

 

そんな需要もありまして、新しく角帯の品揃えを増やしてみました。

 

今日はその中から、私が長年に渡り愛用している角帯と同じものを用意してみたので、その商品を紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

男物の角帯
男物の角帯

その商品がここにアップした画像のもので、手前のベージュ系の角帯が私が使っているものです。

勿論帯の素材は絹で組紐のような組み方で作られていて、とっても締めやすい帯なんですよ・・・

 

その様子は画像からも見て取れるかと思いますが、手先を織り曲がれも帯地が跳ね返ることもなく、絹糸の密度も高く、適度な張りと柔らかさを秘めた角帯です。

 

それに色合いのバリエーションも多く、おしゃれを楽しむことができるのではないでしょうか?

 

男物の角帯にもいろいろ種類がありまして、リーズナブルな価格帯の品であれば、綿かポリエステルの素材になるかと思います。

お値段は数千円のものですが、絹と比較すると胴に吸い付くようなしやかさに欠けていて、帯の結び目がゆるんできたり、帯が滑って占めた位置から上がってくることもあります。

 

それに比べると博多帯のような絹物は着物に馴染むものがありますが、これもお値段で柔らかさや長さも異なるものです。

 

私も仕事柄いろんな種類の角帯を持っていますが、使いやすいのはなんといっても絹素材に限ると考えています。

男物の1本持っていれば浴衣や紬の着物にも使え、年代を問わないこともあり、一生物と言えるものがあるからです。

 

 

 

男物の角帯
男物の角帯

中でもこちらの組紐のタイプは、単衣になっていて、厚みもなく滑ることもなく、柔らかさもあって結び目の形も作りやすくて、数ある中でこの帯ばかり使っています。

 

近年は男性がおしゃれにこだわる方が多く、角帯の色も定番とされていた紺の色よりも珍色が人気がありましてね~

 

これまでになかったワイン系の色は売れ筋になっているようです。

 

今回仕入れ先の担当者が求めやすいお値段で提供してくれたこともありまして色を揃え、税別で5万円くらいするものを37,000円(税抜き価格)で店頭に出すことにしました、

 

期待を裏切るような品ではないので、魅力を感じられるようであればご一報ください。

そうそう長さは4メーターあるものです。

 

どうか参考にされてみてください。

 

女性の方にはつまらない記事だったかもしれませんが、これで終わることと致します。

 

では、お休みなさい。

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