長男は三歳の七五三で次女は親族の結婚式・共に加賀友禅訪問着と帯の龍村が存在していた

三歳になる「凜(りん)」の七五三 店主のひとりごと

我が家にとって今日はハレの日となった一日。長男の娘が三歳の七五三参りで、次女は義理の弟の結婚式に出席するというお目出度い日です。

 

長男の嫁と孫、そして娘が着物を着ることから、店の開店前に着付けを済ませるという段取りで一日が動き始めました。

自宅を出る前に仏壇に手を合わせて、子ども達の成長と晴れ舞台に着物を着て記念日を飾ることを報告させてもらいましたが、お母さんがいたら嫁や孫、娘の着物の着付けを仕切っていたに違い違いありません。

それが適わなかったことを思うと無念で仕方ありません。

 

彼女たちの着付けをお母さんの大親友であるKさんにお願いしたことを伝えて、店に向かうことに。

 

娘の訪問着を先に着付け、次に嫁の訪問着と孫の着物を着せる手順で物事を進めていると、嫁のご両親もお越しになり店内は身内の集まりとなっていました。

 

 

 

次女の加賀友禅訪問着

次女の加賀友禅訪問着

 

この子が店を手伝ってくれている次女で、着物は加賀友禅で帯は龍村の袋帯。

娘はこの店のアイドル的な存在になっていて、auショップに務めていたこともありスマホの操作を教えて欲しいと尋ねて来るお客様も少なくありません。

インターネットに明るいものでとても助かっております。

 

 

 

三歳になる「凜(りん)」の七五三

三歳になる「凜(りん)」の七五三

 

この写真は着付けを終えて七五三参りに向かう前に撮った写真で三歳の孫の後ろにいるのが息子になります。

嫁は加賀友禅訪問着に龍村の締めて締めていまして、嫁の両親も加わっていただきました。

 

孫の着物は数十年前に母が長女の誕生を機に準備してくれた一つ身の着物で、その着物を受け継いで孫たちが袖を通してくれています。

最後に凜(りん)ちゃんが袖を通すこととなりましたが、これが着物の良さかと思っております。

 

お天気も晴れてそれぞれに記念となる写真を残すことができたのではないでしょうか?

親としての役割を少しだけ果たすことができて、幸せ気分を子どもたちから分けてもらったことに感謝したいです。

そしてその中に着物が存在していたことに、喜びを持っている次第です。

 

私には3人の子どもと7人の孫がいて、それぞれの家庭の成長と共に着物の出番があるかと思っています。

妻のような愛情を注ぐことはできませんが、私が元気でいる間は子どの家族に力を貸してやれる親でありたいし、思い出となる時間を創り出してやりたいです。

 

取りあえず我が家の行事を無事に終わらすことができました。

明日から23日から開催する感謝祭の準備へと駒を進め、気持ちを集中させたいと思っているところです。

 

温かな一日であったことに感謝し、今日という日を閉じることと致します。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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