昨日とは一転して爽やかな日となり、お客様とご一緒にお花見をする日です。
店に集合していただいて、午前10時半に2台のタクシーに乗り合わせてお花見の目的地としていた兼六園に向かうことに・・・
近くに兼六園がありながら、求めて兼六園内を散策することが少なく、ご参加いただいたお客様の中には20年ぶりかもしれないと話されていた方もいらっしゃたくらいで、私も、兼六園のお花見は十数年ぶりかもしれません。
兼六園はこの数日の雨風で葉桜となってしまった木もありましたが、風もなく、青空を背に優雅に咲く桜が私たちを優しく向かい入れてくれなした。
今回は参加者のご主人がボランティアで観光ガイドをしていらっしゃいまして、その方のサポートをいただきまして案内してくださいましてね~
私たちが知らないことを多く語って下さって、遠くの観光地にお邪魔した気分でお花見を楽しむことができました。
金沢の観光名所とあって多くの観光客が訪れておりましたが、このようなロケーションは着物が似合います。
降り注ぐ陽ざしの中でつかの間の時間を過ごした後に、タクシーで移動して、”とのまち”というおしゃれな和食の店で昼食を取って戻ってまいりました。
或るお客様からは、気軽なお花見の会を恒例化してはどうかとの提案をいただいたりして、楽しんでいただくことができたのではないかと思っているところです。
こうして物事が一つ一つ、過ぎてまいりますが、お花見の会も終わったことで、次に控えています「御召展」にすべての力を注がなくてはなりません。
お花見から戻ってからも、お客様へのご案内に回っておりましたが、これからしばらくはブログでも20日(金)からの展示会について情報を流していきたいと思っているところです。
昨日は会の柱となる曽根武勇氏の”西陣織の御召”をほんの少しばかり紹介させていただきましたが、今日は”男物の御召”を記事に採り上げてみることにしました。
男物は御召という着物のジャンルでは同じですが、曽根氏は男物を手掛けておらず、他社で織られた男物御召を20日からの会で紹介させていただきたいと考えております。
先に男物をコーディネートした画像をご覧ください。
これが御召という着物生地で着物と羽織の色を変えてコーディネートしたものです。
おしゃれな感覚が見て取れるかと思いますが、こうして色の組み合わせで品格を出すこともできれば、街着としても着ていただけるが御召という織物の着物かと考えております。
それは紬とは少しばかり風合いが違い、お茶をたしなむ殿方や人前に出ることの多い方は、着物と羽織の色を変えて、御召を着装されている人が多いのではないでしょうか?
この御召は裏地を付けて袷の着物にもできれば、裏地を付けない単衣物としても着ていただける着物です。
単衣物はこれからの季節のもので、盛夏を除く、9月・10月時分にも着れる着物になります。
今回は御召の色合いを揃えて、おしゃれな着こなしを提案させていただきたいと考えておりまして、角帯から男物の長襦袢やオーダーメードの雪駄に巾着まで、男物の装いにもこだわってみたいと考えているところです。
ここ最近、男物の着物相談を受けることが多くなっておりますが、どこの店も男物を揃えていらっしゃる店が少なく、御召展の括りで男物も特集させていただきますので、是非ともこの機会に殿方のおしゃれな着こなしを完成させてみて下さい。
その道案内をさせていただきます。
ところで毎日が気ぜわしく時が過ぎて行って、疲れを貯めているところがあるようです。
朝がスッキリ起きられなくて、時計を見ながらこう少しもう少しと呟く自分がいて、自己管理ができないでいます。
会が始まるまで仕事もハードになってくることもあり、今日は早く自宅に戻って身体を休めたいと思います。
それではこれにて・・
お休みなさい。