大型バイクに乗った男性が、「表の看板の涙市って何なんですか?」と言って店に入ってこられた方がいらっしゃいました。
私は決算を前にして割引をさせていただくための会で、店の商品に割引価格を付けなくてはないことがとっても辛くてね~
涙が出る想いから、この会を「涙市」と付けたことをお話すると、とても印象に残るものがあったと話してくださいました。
何でもないことですがチョッと嬉しかったです。
そしてその男性は店内を見渡し、日本人なので、たまには着物を着てみたいと思うようになったと呟き、一枚自分に合った浴衣を見立てて欲しいと相談されましてね~
その素直な言葉に、この仕事に関わる者として喜びがあり、その後、一式用意していただくこととなりましたが、日本人なのでたまには着物を着てみたいとのフレーズを久しく聞くことがなかったもので、お見立てをさせていただいて心地よいものがありました。
ほんの少しだけお役に立つことができて本当に良かったと思っております。
他にも、私のブログを見てくれている人が訪ねてくれたりして、有難いことが幾つかあった涙市の初日でした。

単衣の装いをコーディネート
さて、この画像は楊柳(ようりゅう)の単衣用色無地に紫の饅頭菊(まんじゅうぎく)と秋草模様の染帯をコーディネートしたものです。
古を感じさせられるものがあり、おしゃれだと思われませんか?
季節に合った着物柄を着たり、帯で季節感を出す着こなしは着物を愛する愛好家と言えるものがあり、ここに着物文化が存在しているのでしょう。
着物を着る機会が少なくなり、季節感のないものを勧めて欲しいとの声が絶えなくなって、お見立てをする側として窮屈になりがちですが、季節を身につける面白さにこそ、おしゃれを感じていただけるものがあります。
着物となれば高額なだけに、四季を追いかけることが難しくなっているのかもしれませんが、今回のような涙市をご利用いただけたら、いくらかでもご負担も少なくなるのでは・・・
そのようなことを思うものがあってここに紹介させていただきました。
明日も厳しい暑さが続くかと思いますが、店内はエアコンが効いておりますので、時間が取れるようであれば涙市を覗いてみて下さい。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,154記事







