梅雨入りはまだのようですが、日射しが徐々に力強さを増し始めた感じが致します。
いよいよ夏へと向かい始めますが、着物の装いも夏らしい涼やかなものでお出かけしたいものです。
と言っても、夏は何を着ても暑い訳ですが、見た目の涼しさってポイントが高いのではないでしょうか?
例えばここにある画像のコーディネートですが、小ざっぱりとした組み合わせに色合いにも透明度があり、涼しさが伝わってくるものがあります。
着物は夏紬の生地を水色系の色で染め、墨色のドット柄を全体に入れ込んだ小紋柄で、そこに、白っぽい帯を合わせたものです。
帯はトンボを一つだけ描いたポイント柄で、トータルコーディネートがあっさりしていると見た目の涼しさがあるのではないでしょうか。
色合いで涼しさを示し、あっさり感が装いの重たさを取り除き、そして、帯の柄で季節感を出したコーディネートかと思います。
着物の素材は単衣から盛夏時期に着れる通気性のある織り方のもので、ピンボケになりましたが、この映像からも涼感が見て取れるかと思います。
ここに日傘があれば、おしゃれな夏を演出するコーディネートが整うことでしょう。
暑い日に着物を着ることは容易ではありませんが、参考になればと思い記事にさせていただきました。
話は替わりますが、昨日、閉店間際に息子から電話が入り、晩飯を一緒に食べに行こうと誘われましてね~
父の日を意識してくれたのでしょう。
嫁と3人で近くの居酒屋で息子と酒を酌み交わしたのですが、その心遣いが無性に嬉しく思うものがありました。
何かと心配事を持ち込んだ息子で、離れて暮らしていると交わることも少なくなりましたが、語らずとも通じ合う子どもたちとの関係に感謝したいです。
子どもたちに多くのことを望むものではありませんが、娘も息子も優しい大人になってくれたことを妻も喜んでいることでしょう。
それでは、今日がこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






