昨夜のニュースで、コロナ禍で外国人観光客の入国を制限していたが、その制限も緩和されはじめ徐々に外国人観光客が増え始めるのでないだろうか?
その話題を東京できものレンタル業を営む社長さんにマイクを向けて、期待を寄せているとのコメントを流していました。
そのインタビューを見ていて、今やきものは外国人観光客のためのものなのかと、ひがみっぽく捉えてしまいましたが、インバウンドの話題に限らず、きもの専門店さんが話題を振りまくことができなくなっていることに悔しさを覚えています。
どうでもいいことかもしれないは、社会から注目を集められるきもの専門店でありたいし、何か新しい話題を提供できる店になりたいです。
いろんなことを考え、そしてこんな人になりたいとか、こんな店を作りたいとか、何かにつけて夢見る自分がいます。
その夢を強く願うこともあれば、気ままな憧れみたいなものであったりもしますが、自分の遠い未来に成りたい姿象を思い描く事って、とっても大切ではないかと思っています。
それは行き先を記した「人生の切符」みたいなもので、その切符があるとないでは、生き方がまったく違ってくるのではないでしょうか。
だから、なんとなくでもいいから豊かな人生を考えられる人間になれたら素敵だと思わない!
そこに自分に合った夢が隠れていることを言い聞かせて、宝探しをすることをお勧めします。
話題が変な方向に向ってしまいましたが、この店からきものへの憧れを持っていただける機会を増やしていきたいと考えていまして、その一つとして丹後木綿を楽器柄の染帯でコーディネートしてみたのでご覧ください。

丹後木綿きものを楽器柄の帯でコーディネート
そのコーディネートがこちらになります。
木綿のきものなにの鍵盤をベースにした楽器柄がとても似合っていて、ワクワクさせられません・・・。
このコーディネートで観劇を楽しんだり、仲間内での食事会に着て行ったりして普段に着こなせたら格好いいと思うな~
中でもライブコンサートに着て行くことができたら最高のお洒落な着こなしとなることでしょう。
楽器柄の染帯は紬や小紋の着物にも合せていただけるもので、音楽の好きな方に締めていただけたとしたら、その瞬間から心にメロディが流れるのではないかな~
店内では来週の16日(木)~23日(木)の8日間、音のないミニコンサートの開催を考えていまして、今日はその準備をしていました。
目で楽しめるコンサートが開けるよう頑張っているので、この機会を見逃さないようにしてください。
最後に今回のコーディネートに合わせ草履は、桜張り舟形下駄台を松煙染の鼻緒ですげ上げた一点物です。
丹後木綿を単衣で着こなすこともあって、桜張りの草履下駄の対応もお洒落かと考えています。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







