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毎日雪の事ばかり考えていないで、春に目を向けなくてはなりません。
そこで今日は入卒などのお母さんの装いを考えてみました。
ここにアップした着物は、水色地のシボのある飛び模様の小紋です。
入卒という式典のことを考えると、家紋の入った色無地や附下げ(つけさげ)、訪問着がベターですが、このような薄地で上品な色使いのものであれば、帯の合わせ方しだいで略礼装に近づくことができるのではないでしょうか・・・。
30代という年齢層を考え、西陣織の高級感溢れる白地に名古屋帯でコーディネートしてみました。
スッキリした感じで、全体の感じも春の色らしく、そして、清潔さもあって なかなか素敵だと思います。
こうした小紋は、基本的に家紋を入れることがないので、帯の合わせ方ではカジュアルの装いにもなり面白いですよ・・・。
この場では入卒の着物として提案していますが、春のお茶会の席などにも控えめな感じでいいと思うな~
そうそう花見などにも穏やかでしょうね。
皆さんのタンスの中にも「場の立つ小紋」が眠っているかもしれないので、何かの機会に確かめてみてください。
判りにくい点があればアドバイスさせていただきます。
どうか参考にしてください。
ろころで今日も朝起きると新雪が積もっていましてね~
(車に積もっている雪は私の店から山手側の地域で見かけたもので、アップしてみました。)
私の所は、ここまで多くありませんが、今朝一番の仕事は雪すかし。
約1時間ほど運動してから外回りに出ましたが、車を止めるのが難しくて とても気を使います。
自由を奪われたみたいで、何をするにしても時間がかかりますが、これが北国の冬です。
もう少し辛抱が必要みたいですね・・・。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







