天気にも恵まれ、いよいよ今日から神無月の会がはじまりました。
この会の柱となる大島紬の提案でしたが、褒められる結果とは言いにくい一日に終わってしまいました。
来客が少なかったことが問題とされる点で、着物の魅力でお客様を引きつけることが難しくなっているのでしょうか?
考えさせられるものがありますが、店の役割を果たしながらも一人でも多くの方に魅力的な装いをお伝えていかなくてはなりません。
半年に一度の新しい商品を揃えての展示会は店の晴れ舞台とも言えるものです。
手を変え品を変えという言葉がありますが、いつもと同じであっては魅力を失うものだと思えるだけに、店のオリジナル性を出せるように心がけて晴れ舞台に臨むわけですが、着物に袖を通すことの少ない方には、距離を置くものになっているのかもしれません。
それだけに、限られた人に披露する会になっているとも言えるでしょう。
この点を割り切らなくてはならないのですが、会を開く以上は、多くの人に目に触れていただくことを目的としているだけに、”手を変え”という工夫が足りていないのかもしれませんね。
お客様との距離感を縮めるためにも、問題意識を持って明日以降に期待を寄せたいと思っているところです。
少し話は替わりますが、この春初めて出会いをいただいたお客様が大島紬をお召しになられて来店してくださいました。
それも店て求めていただいた帯を締めて来てくださったんですね~
自ら作られたつまみ細工を帯飾りにされてたのが印象的で、素敵な着こなしを拝見することができてとても嬉しくなりました。
しばらく和やかに遊んでいただくことができたかと思っていますが、帰りの帰りの途につかれたときに虹が出ていましてね~
店先でお客様としばらく眺めていましたが、何故かこの虹が明日の架け橋かと思えるものがありました。
虹って下を見ていては見えないそうです。
いろんなことを物語っていた一日でしたが、大切なことを見失わないようにしてこの仕事と向き合って行きたいですね・・・
それではこれにて・・・
お休みなさい。