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いつのものようにJRで京都へ・・・
濃霧で電車が少し遅れましたが、滋賀県に差し掛かったころから座席に朝陽が差し込み、清々しい秋晴れとなりました。
青空の下、目的とする仕入れ先を駆け足で回ってきましたが、10月に比べると人出が少ない感じがしました。
おおむね、これから年末までの商品補給に対応する品揃えでしたが、あるメーカーさんでは来年用の浴衣柄の図案を終えて、これから彩色に入ることを聞かせてくださる会社もあれば、桜をモチーフにした和雑貨を発表している先方もありました。
中でも気になる商材となると木目込み雛人形です。
今年も12月の上旬に木目込み雛人形展を開催するもので、その下準備もありましてね~
尋ねる先々でギアチェンジをしなくてはならず、目まぐるしく変わる四季のピント合わに苦労させられますが、お天気にも助けられ、緊張の糸を切らさすに一日を終えることができました。
話しは変わりますが、数日前に老朽化した本棚を新しく変えましてね~
その本棚には、着物関係の本や、「あ・うん」の情報紙のネタになる本が多く詰められていますが、何を思ったのか電車の中で読める本があらばと思い、読み終えていない「禅、シンプルな生活のすすめ」という住職さんの書かれた本を持ち出し、車中で読んでみると、つまらないことで悩んでいることがバカらしくなりましてね~
まさに霧の中で視界が見えない迷い子であったことに気づかされ、京都に着く頃は、今日の天気のような心になっていた11月の幕開けでした。
現場で仕事をしていると、すぐに心が曇ってしまいますが、禅の教えに学びがあったことに喜びを感じたしだいです。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。