遂に暖房器具が必要な季節が来たようです。
今日は雨が降ったりやんだりしていましたが、日が暮れ始めると一気に気温も下がり始めて温風ヒーターを横付けして記事を書き始めたところです。
これから雨や雪を気にかけながらの生活が始まるのかと思うと少し憂うつになります。
北陸で生活をする以上は避けられないことですが、着物ファンにとっては、お天気を気にかけることが多くなるのではないでしょうか?
そこで雨や雪対策に必要とされる、新しい形の二部式雨コートを紹介してみたいと思います。
この秋に発表になった折に紹介させていただいていますが、その雨コートがこちらです。
上下に別れた品で、裾は従来の裾除けで、着物を掛け合わせるようにしてから紐で固定させるものですが、上がマント式とでもいうのでしょうか、袖というものがありません。
袖口となる部分にはホックが付いていて、袖が収めやすいことや、風が吹いても着物に添う工夫がされていて、その形が見た目に優しいことです。
加えて襟のデザインが首元までの伸びていまして、襟を縦てて首筋を保温することもできます。
そして共布で襟が重なる個所に大きなクルミボタンが・・・
後ろは帯の膨らみを考えて背中心にプリーツが入り、着姿がスマートに見える縫製が取られています。
この工夫を凝らしたデザインはこれまでなかったもので、雨風をしのげるだけでなく、着姿のおしゃれにこだわりを持った品と言えるのではないでしょうか?
またこの商品は機能性にも優れていて、素材がポリエステル地で重量が500gという軽さです。
機能性として最も重要視される水も水滴になって染みこむことはありません。
それは着物や帯を水から遮断するものになっていて、大雨の日でも安心してご用意いただけるものです。
それに素材感に照りがないことにも魅力を感じています。
大きさはフリーサイズの一タイプで、「身丈が73㎝」 「裄丈が72㎝」 「スカート丈が100㎝」となっております。
そしてお値段は税別価格¥33,000の品となります。
雨コートをお持ちでない方は防寒にもなるものなので、是非ともお勧めさせていただきたいです。
色はこちらのプルーグレーのみとなり、共生地のトートバッグも付いていて、雨が上がったらトートバックに収めて携帯できるものです。
説明が不十分だったかもしれませんが、参考にされてみてください。
ところで、ここしばらく11月に企画している感謝祭に向けての情報紙を構成していたのですが、ようやくその仕事を終えることができました。
そのタイトルな「十五万以下の着物や帯の会」
毎年11月に行っているもので、この一年の感謝の気持ちを込めた価格となる割引セールです。
その上限価格が15万円を超えないというものですが、今年は加賀友禅訪問着も加えさせていただきました。
これも地元ならではの特権かと思っていますが、一部の加賀友禅訪問着に限り、20万以内の感謝価格で出品するものがあります。
会の趣旨とは少し異なりますが、魅力的な作品を感謝価格で紹介できればと考えてのことで、その一点だけご理解をいただけたらと思っております。
期日は11月22日(木)~26日(月)までの5日間で、店内は15万円以下の着物や帯で埋め尽くされます。
しかしその前に情報を伝えることが先で、この販促物を作るのにプレッシャーを感じる数日でした。
期日が迫っていて、会の情報紙の構成に追いまくられるものがありました。
その作業を終えて、本日印刷に回したところです。
今回も小さな紙面にこの会の中身を記すことに苦労させられましたが、ひとまず区切りがついてホットしているところです。
どうか楽しみにしていてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。