今のところ雪が積るほど雪が降ることがなくて生活は極めて楽なんですが、お客様の来店が少なくて寂しくなります。
冬場は客足が伸びなくて冬場を乗り切るのに右往左往しておりますが、このような経験があるから、お客様を大切にしたいと思う気持ちが育つし、お客様に足を運んでいただくことができる店作りにも工夫が生まれるのでしょう。
スムーズに物事が運ばないのが仕事だと言い聞かせていますが、春を待つ季節は粘りが試される時期なのかもしれませんね。

牛首紬に染めた辻が花の着物をコーディネート
このコーディネートは辻が花模様の着物と帯で組み合わせたものです。
着物が黒地ということもあり、着物と帯を同じ柄で合わせるという個性的な着こなし方と言えるでしょう。
その柄が辻が花とくれば、そのおしゃれ感はマックスに近いのかも・・・

牛首紬で染められた辻が花の着物
実はこの着物は牛首紬で染めた辻が花の柄の着物なんですね~
紬地の節が見て取れるかと思いますが、牛首紬で辻が花の柄を染めた品があるとは思っていなかったもので、初めて目にしたときは少し驚きました。
着物も帯も同じ柄だとしつこい感じもしますが、辻が花柄だから許せるのかも・・・
こちらのコーディネートでお出かけになられたら注目されるでしょうね~
さて、店内特設会場で10日まで木目込み雛人形展を開催していましたが、特設会場が明日の成人式の着付けの場になることで、お雛様を移すことにしました。

木目込み雛人形のお引越し
店内の一角に木目込み人形を陳列する場を確保したのですが、その場に合った商品が溢れてしまいましてね~
少し混乱していますが、憩いの場のスペースに陳列したので、どなたでも気楽にご覧いただけるようになりました。
引き続き古布を使った木目込み雛人形を品揃えしておりますので、興味を持ちでしたら覗いてみてください。
明日はこの地域の成人式で、お二人の方の着付けを頼まれております。
着付けは着付け教室の先生にお願いしていて、早朝に店に出てきて着付けがしやすい環境を整えることができればと考えています。
そのこともあって今日は早めに切り上げることとしました。
では、これにて・・・ お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







