今週の23日から開く展示会の準備で忙しくしていますが、仕入れ先の近況を聞くと明るい話題が乏しくて、どこも悪戦苦闘している先が多いとか・・・
コロナ禍の中において改善策を見つけ出したいと誰もが思っていても、やり方を見つけられないまま事が進んでいるのでしょう。
私のその一人かもしれませんが、守りに入ってしまって経費削減のことばかり考えていては、仕事に勢いというものが無くなります。
活気や勢いのない仕入れ先から商品を仕入れたいとは思いませんし、良い意味で刺激をいただけることがなければ縁が遠のいてしまうものです。
この関係性は小売業と消費者の間でも同じことが言えるのではないでしょうか?
コロナ禍の中で新しい取り組みを見つけられないとしたら、せめて、積極的に仕事に向き合う姿勢がないと後悔が残る気がしてなりません。
怪我をしたときのことを想像するのか、この難局の先に未来があると夢見るかで、物事の判断が変わるのでしょう。
私の仕事は夢を売る仕事だけに、コロナに負けることがあってはならないと思っています。
さて記事ですが、今回の神無月の会では来春の入卒時の装いを軸にした加賀友禅の着物も紹介させていただきます。
子育てで忙しい30代から40代の若いお母さんが着物を買うとなれば負担も大きくなることもあり、リーズナブルな価格帯の加賀友禅のフォーマル着が中心となります。

加賀友禅訪問着をコーディネート
こちらの訪問着もその一つで、販売価格が20万円台の着物になります。
加賀友禅となれば加賀友禅作家さんの手描きとなりますが、「そんなお値段で用意できるの!」って感じではないでしょうか?
地色は金ネズ地で、柄の付け方が派手派手しくなくて優しい着物かと思っています。
とても敵だと思われませんか?

蘭の柄/加賀友禅訪問着
模様は蘭だけの柄で魅力的でしょ・・・
改まった席に品の良さと華やかさというものが加賀友禅の着物にはあって、お勧めさせていただきたいひと品です。
石川県の地元きもの専門店だから、リーズナブルなお値段で紹介ができるので、入学式に着物を着て行きたいととお考えの方は、是非ともご利用いただければと思っています。

加賀友禅訪問着「蘭」
このようなフォーマル着は、入卒式だけでなく、七五三参りや十三参りなど、お子様の成長の節目に着ていただけますし、ご友人の結婚式の披露宴やパーティーの席にも着て行けるハレの着物です。
着物をお持ちだない方も、持っている方も参考にされてください。
神無月の会では加賀友禅着物の種類が増えますので、覗いていただけたら詳しく説明を加えたいと思っています。
ではこれで今日を閉じることとします。
一日の最後にブログ記事の投稿が残っていて、ネタ探しに苦労しながらも、なんとか書き終えることができてホットしています。
この後は晩ご飯で気持ちも体も休めたいと思っています。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







