石川県地場産でネット活用セミナーがありお邪魔してきたのですが、昨夜も咳が原因で眠れなかったこともあり居眠り。
フードアナリスト雅珠香(あすか)氏に学ぶ情報発信の極意を学ぶはずだったのですが、仕事に結び付く発見は少なかったかもしれません。
居眠りをしていてはそうなりますよね~
雅珠香氏はブログやSNSを活かしてフードアナリストの地位を築かれ成功者のお一人かと思っていますが、体調がよくなくて残念でした。
これで3日間十分な睡眠が取れていないことになり今晩はどうなることでしょう。
さて、春の訪れと共に結婚式や入卒、花見なども控えていて、着物を着る方が増えているのではないかと思えるもので、和装小物を充実させたいと考えています。
ここでいう和装小物とは草履やバッグ。かんざしや帯〆帯揚げのことです。
着物を着ようと思ったときに草履が劣化していて履けないとか、帯〆や帯揚げの色合いが合わないことって、意外とありがちなことで、その対応に応えられる店作りができればと思ってるところです。
特に帯〆帯揚げの使い方って、着物初心者では判断ができないところがあるのではないでしょうか?
例えば色が付いた4本は帯〆になりますが、フォーマル用とカジュアル用が並んでいて、その見分け方ができるでしょうか?
入学式のお母さんの着物とか、結婚式の披露宴の席に着る着物をフォーマルの着物と呼んでいて、遊びや趣味の世界で着る着物をカジュアルな着物と呼んでいます。
着物の種類や着る場によって帯〆の種類も分かりますが、左側2本がフォーマル用で2本がカジュアル系です。
フォーマル系の帯〆はカジュアル系の品よりも幅広となっていて、金や銀の糸が使われていることが多いといえます。
輝きを放っていて、パーティーの席に使えそうな感覚を覚えておいてください。
まさに画像の4本は訪問着や附下、色無地にも使っていただける帯〆と言えます。
一方、こちらの画像の帯〆はカジュアル系で、紬や小紋など、リラックスモードでお使いになれる帯〆です。
帯〆の幅はフォーマル系よりも若干細くなっていて、金銀糸の光る糸を使うこともあまりありません。
なので、附下や訪問着などのフォーマル着に趣味性の高い帯〆を使うことに違和感があります。
帯〆一つとっても着物初心者には使い分けが難しく、加えて着物や帯との色合いのバランス考えなくてはならず、着物に詳しい人がいないと心細くなるのがコーディネートかと思っています。
当然のことながら帯揚げのもフォーマル系とカジュアル系があって、こちらの画像だと、左がフォーマル系で右がカジュアル系と言えます。
何でもが竹を割ったように右左に分けられるものでありませんが、少なくても着物によって使い分けが必要かと思います。
言葉での表現が難しい帯〆と帯揚げですが、少しでも参考になるものであれば幸せに思います。
ではこれにて・・・
おやすみなさい。