「芙蓉」と「すみれ」と「ホタルブクロ」の貝合わせ・そして「人招きの白猫」

季節を彩る貝合わせ

4月が始まり京都の仕入れ先へ向った私ですが、朝晩の冷え込みは冬を思わせるものがあって寒さを感じさせられた一日でした。

 

電車を降りて車に乗り換えると、気温が3℃と表示されていて、冷えた体が暖かいものを要求していることが分かりました。

その足でラーメンを食べ、そして投稿を始めたところです。

 

京都は桜が見どころだったようですが、優雅な気持ちで京都に入ることはできませんでした。

電車の中が寒かったこともありますし、何よりも仕事のスランプが続いていて、4月から店をどのようにして動かしていったらいいのを迷っていましてね~

 

そんな心境でいると桜は頭から離れてしまうもので、順番の仕入れ先を廻り始めると、縮こまっていた闘争心がメラメラと燃え始めるではありませんか?

 

いつも感じることですが、京都は私にエネルギーを与えてくれるところです。

 

同業者で溢れていたとは言いにくいものがありましたが、和装小物、着物や帯、和雑貨、和のインテリアの4つの部門に分けて、専門に物作りをされている仕入れ先を訪ねてまいりました。

 

 

着物や帯を扱う仕入れ先においては写真が撮りにくいもので、和のインテリアから興味が惹かれた品を紹介してみましょう。

 

 

 

季節を彩る貝合わせ
季節を彩る貝合わせ

 

こちらは季節を彩るお花を貝合わせにして表現したものです。

 

手描きされた花を上から順番に言いますと、華のある「芙蓉(ふよう)」・カレンな「すみれ」・詫びを伝える「ホタルブクロ」。

 

どれも風情があって素敵でしょう。

昔、山野草のお花を習っていたこともありまして、惹かれるものがありました。

研ぎ澄まされた玄関の一角に、この貝合わせが一組飾ったあったら、それだけで季節を伝える設えとなり、目にした人の心を癒すものになるのではないでしょうか?

 

この中の2点を用意してみることにしました。

風情ある遊び心をお伝えできればと思っております。

 

 

 

 

人招きの白猫
人招きの白猫

 

そして私を呼び寄せたのが、この画像にある人招きの白猫。(右手は金運)

妙に人なつっこくって、話しかけられているみたいで気になってしょうがありません。

 

詳しい説明を聞く前に我が家に来たそうだったもので、家族になってもらうことにしました。

 

物好きと言われそうですが、人招きが猫であることがとても気に入っております。

 

それにしても私の選ぶものは、生活に必要とされているものではありません。

無くても生活ができるもので、自己満足の世界としか言いようがありません。

 

仮に、心穏やかになるものであれば、生活を豊かにするすることができるのではないでしょうか?

非現実的ですが今の社会に欠けている点かもしれません。

 

それを売りとした和のセレクトショップと言えるのかも・・・

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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