キリがなく仕事があってクタクタになって自宅に戻るという生活が続いています。
食事を済ませ後始末を終えると、ようやくすべてのことから解放された気持ちになり、テレビを見ているといつの間にかウトウト。
残り少ない人生を有意義に使っていない感じがしますが、これが自分なんでしょうね~
例え効率よく仕事ができたとしても、新しい仕事を見つけて戦っている気が致します。
寒い一日とあって気持ちが乗りませんでしたが、河口湖で雪が降っているというのに、注文を入れていた今年の新作浴衣が店に届きましてね~
これから徐々に入荷しはじめると思っていますが、今年も浴衣商戦を戦わなくてはなりません。
どんなストリーで皆さん心を掴んだらいいのか工夫しないといけませんね。
浴衣となれば季節はまだ先の話かと思っていますが、この店が取り扱う浴衣は店側が注文を入れてからメーカーさんが染めるという仕組みの中で品揃えをしております。
なので、お嫁入りが決まった浴衣が再び入荷するということは考えにくくて、”早いもの勝ち”って感じでしょうか、器量のいい浴衣からお嫁入りが決まっていく感じが致します。
そんな背景もありまして、入荷したばかりの竺仙さんの松煙染小紋をコーディネートしてみました。
松煙染とは、樹脂分の多い松の根をいぶしたススを松煙と呼んでいて、この松煙を膠(にかわ)で練り、豆汁に溶いて染めたものが松煙染めです。
その染め上がりはグレー地で、シックな色合いと言えます。
素材は綿100%で単衣の着物としても着ていただけるもので、帯を絹と麻の糸で織った博多織の麻絹(まけん)半巾帯でコーディネート。
渋い装いですが、おしゃれが楽しめる組み合わせかと思ってアップさせていただきました。
今日みたいな寒い日は的外れのように思えましたが、和柄Tシャツが季節の先取りとしてお客様の心を捉えていることを思うと、浴衣も負けてはいられません。
今年一番の浴衣コーディネートととなりました。
参考にされてみてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。