❝もっと楽しいことが日常にあったらいいな~❞
そんなことをいつも考えていて、それを店作りの中にも活かせないかと思っている訳ですが、明日からしばらく面白いことを始めさせていただきます。
それは『着物柄で開く音楽コンサート』です。
いったいどういうこと?
そんな疑問をお持ちかと思いますが、音楽関係の音符や楽器柄を着物や帯にした商品を集めた発表会を指すもので、明日からしばらく店内で紹介させていただきたいと持っています。
その中から単衣の着物を楽器柄でコーディネートしてみたのでご覧ください。

おしゃれな着物コーディネート・楽器柄の帯
6月の単衣ということで水色系の無地っぽい小紋に楽器柄を合わせたのですが、エレガンスな感じもして素敵でしょう・・・
今からコンサートを聴きに行く着物の装いかと思っていますが、品の良さとおしゃれ感たっぷりで誰もが帯の楽器柄に釘付けになることでしょう。

楽器柄の染帯
帯の地色はお抹茶系の淡いグリーンで、ベースにバイオリン、そしてグランドピアノをキャンパスに描き込んだような仕上がりの染帯です。
手描きの味があって魅力的な帯かと思っております。
次に、腹の模様に帯〆帯揚げを加えてみました。

五線譜でコーディネート
腹の模様は楽譜になっていて、なかなか面白いでしょう。
クラッシックかな~、それともジャズ。
好みで変わる楽譜かと思っていますが、遊び心があり優雅な気持ちになれるのではないかな~
腹の反対側の模様も雰囲気の異なる帯〆帯揚げでコーディネートしてみました。

音符柄でコーディネート
先ほどの爽やかな組み合わせとは一転して、切れ味の良いコーディネートかと思っております。
腹の模様は着付けにひと工夫必要ですが、その時々で模様を替えて締めていただくことができる楽しい染帯です。
音楽好きの方には見逃がせないタイプの帯ではないかな~
というのも、このような遊び心たっぷりの楽器柄の帯ってあまり作られていなく、今回のコンサートを開くにあたり苦労させられるものがありました。
市場にこのような種類の帯や着物が作られていないんですね~
そのような背景のありまして、今回は「ミニコンサート」となるのでご容赦ください。
期間は明日14日(金)~25日(火)までの12日間となります。
全国でも楽器や音符柄にこだわる会なんでほとんどないかと思っているので、興味をお持ちでしたら是非覗いてみて下さい。
楽しんでいただけるのではないかと思っています。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







