10月に恒例となっている神無月の会を開催させていただきますが、採り上げるテーマは型絵染作家・荒川眞理子をお招きしての「型絵染展」。
今日はその話に触れてみたいと思います。
昔から型絵染が好きで、いつの日か店で「型絵染展」ができたらいいな~。
そんな思いを持っていた時に、仕入れ先から型絵染で作品を作っていらっしゃる荒川眞理子氏を紹介していただけるとのことで、今年のゴールデンウィーク明けに茨木県水戸市で作品作りをしていらっしゃる工房へお邪魔してまいりました。
そこ工房はマンションの一室で、絵を描いて型紙を彫り、顔料で染める作業の説明を受けて、店のオリジナル品として帯を染めていただくことに・・・
そして荒川氏の作品を秋の神無月の会で紹介させていただく運びとなったのです。
その日から何度か打ち合わせを重ねて、10月18日(金)~21日(月)の4日間、「型絵染展」というタイトルで荒川氏が染められた型絵染の着物と帯を紹介させていただきます。
その事を受けてどのようなご案内ができるかを考えてきましたが、時間ばかり取られてしまって、これまでと変わりない手書きのチラシスタイルで作らせていただくことにしました。

「型絵染展」の手描きのチラシ
芸がないと言われそうですが、これが構成を終えたばかりの手書きチラシ。
上手だと言える字ではありませんが、一生懸命心を込めて作らせていただいたものです。
ハイテクの時代に超アナログでしょう・・・
お金を出せば見やすくてフルカラーの案内状が作れるのでしょうが、私にはこのスタイルが合っています。
展示会中に荒川氏が18日(金)と19日(土)の二日間、店の来てくれているもので、有効に生かせないかと、18日の閉店後に店内で型絵染についてのお話をしていただくことにしました。
当初は外で交流会を図ろうかと考えていあのですが、店内の方が気軽に寄っていただけるのではないかと思って、芝寿しのお弁当を取って7・8人くらいお客様に寄っていただいて、会費1000円で開催したいと考えています。
すでにお二人のご予約をいただいていますが、その交流会の開催もチラシの中で触れているもので、文字ばかり溢れてしまって・・・
裏面の構成がまだ残っていて急がなくてはならないのですがすが、白紙の状態から文字を埋めて作るチラシって、本当に時間がかかって難しいです。
何かをしようと思うと、目に見えない壁がいくつもあって、それを打ち破る気力がないと前に進めないことを自覚しなければなりません。
その事を自分に言い聞かせて、型絵染展の開催に臨みたいと思っているところです。
まとまらない記事になりませたが、これで今日を閉じるここと致します。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







