外は30℃超えの夏日で秋の営みに焦点を合わせるのが非常に難しくなっております、
店を開けておく意味がありませんでしたが、チラシ作りを終えることができて、これまでできなかったことに力を注いでみることとしました。
それは店内の商品ディスプレーで、気にかけていた風呂敷のコーナーから・・・
風呂敷に対しては並々ならぬこだわりを持っていますが、そのこだわりが商品量を増やしていて、まとまりのない状態になっていました。
そこで奥にしまってある風呂敷も一旦店に出して、まずは商品の整理から・・・
ブランド別に、大きさ別に、素材別に、種分けするところから始めてみました。
そして店の入り口近くには50㎝巾~70㎝巾の綿風呂敷を集めてみました。
そこで思ったことは、私はお値段や風呂敷の大きさが分かりますが、初めてのお客様は目にした瞬間にお値段であったり、価格が分からないことに気づきましてね~
商品一つ一つに値段が付けられていますが、風呂敷にあまり興味を持たない方に対してのアピール度が足りていない。
それは風呂敷が進化していることや、衝動買いつながるアクションが用意されてないということで、早速POP 含めてアピールできるものを作ってみたいと思っています。
この風呂敷ですが販促を組まないと忘れていかれる商品になっていて、生活の中に風呂敷が存在していないことを感じられます。
そこをどう変えていくかですが、この店の課せられた課題といえるでしょう。
何分にも残暑が厳しくて秋物の着物に焦点を合わせることが難しくなっていますが、今日は単衣の着物としても着ていただける江戸小紋でセミフォーマルっぽい装いをコーディネートしてみました。
それがこちらの映像で、淡いグリーン系の霰(あられ)小紋を紫系の地色に金箔を使った塩瀬の帯で組み合わせてみたものです。
品の良さがあり、お茶着としても着ていただける格も備えているのではないでしょうか?
それは塩瀬帯の柄がその魅力を引き出していて、金箔の濃度を替え、その中に描かれている文様が全て江戸小紋なんですね~
西陣織の帯では表現できない柔らかな雰囲気も兼ね備えていて格調ある帯だと考えています。
腹はこのよう感じで模様が出ますが、帯〆と帯揚げを合わせるとより一層品の良さが引き出されていて、とっても素敵でしょう。
年代層が少し高くなりますが、習い事をしていらっしゃる方には活用していただけるシーンが広いのではないでしょうか?
ここでは単衣物として提案させていただいていますが、袷にもなる小紋であることをひと言書き加えさせていただきます。
明日は敬老の日で祝日です。
お天気もよさそうで、明るい話題が届くことを期待して今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。