◆
お客様があって投稿が遅くなってしまいました。
今週の21日から始まる展示会の会場準備に追われていて、地味な仕事が続いています。
この会のテーマは大きく分けて4っつ。
和雑貨では、先日もアップしましたが来年の干支になる「辰」を発表致します。
着物ではご当地の産業にもなっている加賀友禅と、江戸の粋とも言える街着を特集したいと考え ただ今準備を進めているところです。
そして、着物メンテナンス分野では、着物丸洗い感謝祭と題して、期間限定で着物や長襦袢の丸洗いを自店価格の3割~4割引きで受け賜わりたい。
以上のことを考え、事に当たっている最中です。
そこで今日は加賀友禅附下げをコーディネートしてみたのでご紹介したいと思います。
ここにアップしたのは吹き寄せ柄という古典的な模様の附下げです。
女流作家さんが描かれた作品で、女性らしい優しさが溢れ、軽いフォーマル着としていろんな場に活用できるのではないでしょうか。
これからの季節だったら、お母さんの七五三の装いや、秋のお茶会などにピッタリではないでしょうか。
合わせた帯はこちらの袋帯。
七宝(しっぽう)に花菱(はなびじ)という有職(ゆうそく)模様に松竹梅を模様にした格調高い帯です。
こうした模様を吉祥(きっしょう)模様といい、お目出度い席にお召しになる黒留袖や色留袖などにも合わせいただけます。
着物と帯のコーディネートに強い色を使っていないことから、清楚な雰囲気が漂い、清潔な印象を与えてくれることでしょう。
ここで加賀友禅の歴史について、少し触れてみたいと思います。
加賀友禅の創始者、宮崎友禅斎は京都から加賀に居を移たのが1712年 60歳の時だったそうです。
今から300年前に加賀友禅が生まれたんですね~
その加賀友禅が今日までいろんな人の手に触れながら続いている訳ですから凄いことです。
神無月の会では、伝統が築き上げた加賀友禅の魅力をお伝えできればと考えています。
開催日は10月21日(金)~24日(月)の4日間です。
どうかお時間の取れる方は、是非遊びにお越しになってみてください。
今日も遅くなってしまいました。
明日の事もあるもので、これにて記事を閉じることにします。
では、お休みなさい。