大間のマグロ一本釣り漁と呉服店の経営が似ているかも・そして店内の模様替え

ウィンドー 店主のひとりごと

昨夜、民放の番組で大間のマグロ一本釣り漁を見ていて、昨年は大間からマグロが消えたかのように100キロ越えのマグロが取れなくて苦労している様子が映し出されていました。

 

素人の私から見たら、一本釣りの仕事は地獄か天国のどちらしかなくて、努力しても結果を残せない仕事。

すべては自然任せ運任せ。

同じことの繰り返しの中で運が味方をしてくれたら、100キロ越えの天国が待っているという不安定な仕事に思えました。

 

 

その様子を見ていて、今の家業店の呉服店さんと似たところがあるように思えましてね~

 

 

大間でいう100キロ越えのマグロというのは、私たちの世界で言ったら、お客様のお買い物が100万円越えと似ています。

マグロがいなくなったというのは、着物を欲しがるお客様が少なくなったということで、番組では一本釣りの漁師さん少なくなったと言っていましたが、私たち呉服店も急激に少なくなっていっています。

 

そして、どんなに厳しい状況下であっても、諦めないで前を向いていたら運が味方して、ご褒美をいただけることも・・・

 

きっと全ての仕事に言えることだと思いますが、どんなに辛いことがあっても諦めないこと。

ここに生きることの価値を生み出して行くのではないでしょうか?

 

番組を見ていてそのようなことを感じた次第です。

 

 

さて、お正月休みが終わったばかりなのに今度は3連休。

店が普段通りに営業していましたが、変化に乏しい3連休でした。

 

その間体調がすぐれませんでしたが、今日は回復の兆しが見えて来たもので、よどんだ気持ちの切り替えになればと着物コーナーの模様替えをしてみました。

 

 

 

ウィンドー

ウィンドー

 

片意地を張っていたウィンドーを普段通りのラフな感じに変えて、今年は冬が消えてしまったこともあり、冬物を主役の座から外して春を意識した色合いを強調させてみました。

 

一区切りつけば気持ちも晴れやかになりますが、確かな手ごたえを掴み取れない日が続くと、これでいいのかと考えてしまいます。

まさに、大間のマグロ一本釣り漁と同じです。

 

それでも着物愛好家さんに役立つ関係性を開拓していかなくてはなりません。

明日はそのネタ探しの日で、今年初めて京都に向かいます。

 

奇跡が起きるような出来事は起きないでしょうが、今の自分に何ができるのかを新しい商品を見ながら新しい風がどこに潜んでいるかを見分けたれる一日にしたいと思っています。

 

ということで、今日を閉じることと致します。

では、お休みなさい。

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