声が割れていて、うまく会話ができません。
またもや風邪をひいたみたいで、自己管理が全くなっていないことに呆れています。
今日は町内の左義長で、しめ飾りを持って行って燃やしてもらいましたが、この行事が終わるとお正月が終わったと思えます。
そこで今日から模様替えをしたいと考えていまして、取りあえず店内に飾り付けをしていた餅球を取り外し、気持ちを春商戦へ向け始めたところです。
しかしお客様が少ないもので、気持ちを前に向けることが難しくてコントロール不能って感じ。
この連休が終わったら京都の仕入れ先を廻って来る予定でいますが、お正月に穏やかな天気、そして体調不良も重なって、闘争心がどこかへ行ってしまいました。
そして今日12日は成人式でした。
午後から雨が降り始めましたが、午前中は曇り空でそんなに寒くもなく晴れ着を着るには絶好のコンディションではなかったかと思っています。
数件のお客様が成人式を迎えられましたが、その多くがママ振りといいまして、お母さんが成人式に着た振袖を活かし、帯や帯〆帯揚げ、草履バッグなどを新しく用意されて式を迎えられました。
今朝の新聞では、町が着物のレンタルを始めていて、振袖のレンタルも数件あった話題を採り上げていましたが、振袖いこだわりを持たれるお母さんが激減している感じがします。
着物を知らない世代のお母さんとあって、致し方ないかもしれませんが、消費者が新しい着物を購入しないとなれば、職先は加増在庫を避ける意味で振袖を作らないという傾向にありまして、正統派の振袖が激減しているんですね~
一方でパンフレットに出されている振袖は、大量生産ができる染め方をしていまして、お手頃感を前面に出してアピールしている着物かと思っています。
当店ではパンフにあるような振袖を得意としてないので、現状を知ることができませんが、競合する相手は地域の呉服店さんよりも着物レンタル業ではないでしょうか?
競争の激化からサービスが過剰になり始めていて、至れり尽くせりみたいですが、振袖は年々チャラチャラしていっていて、娘を持つお母さんからは不人気みたいです。
そのような背景から、お母さんの振袖をリメイクして娘に着せたいと考えていらっしゃるお母さんが増えているのだと思います。
私たちからしてみると、振袖販売が年々難しくなっていっていますが、それでも成人式となれば女子はほとんど振袖で、振袖を着ようとしたいる人たちのお役に立っていないことがとても悔しいです。
この画像は加賀友禅訪問着をコーディネートしたものです。
袋帯を黒っぽい地色の物を合わせもので、中高年向きになってしまいましたが、品のいい着物かと思っております。
作品名は「水芙蓉」となっていますが、入卒用のお着物としてお召しいただけるものです。
お値段がリーズナブルなもので、ここに紹介させていただきました。
加賀友禅は地元石川県で染められていますが、作家さんが描かれたものなので、どの品を取っても安心していただける着物かと思っています。
言葉が足りていませんがこれで終わらせていただきます。
では、お休みなさい。