私の店は人通りのない郊外で非日常的な商品を扱っているからか、常に店の情報を外に出していないと忘れられてしまう店といえるかもしれません。
なので何もしないでお客様を待つという店であっては経営が成り立たないと言っても過言ではそないでしょう。
そのことを承知しているからこそ、店として何ができるのかを常に考えて形にしていかなくてはならないのです。
だから店が閑古鳥が鳴いていても仕事は山のようにあって、こうありたいと思う店作りの形に向って突き進むことが私の日常になっています。
そんなに日常の中で仕事を作り出していくということは骨が折れるもので毎日が悪戦苦闘の日々で、ようやく重い腰を上げて、10月23日からの開催を予定している「神無月の会」の案内状作りに入りました。

手書きの案内状作り
今回は山形県で作られている「紅花紬」を採り上げてみたいと考えているのですが、白紙の状態から手書きで案内状を作っていくのがこの店の流儀。
筆も持つことが少ない私が会のタイトルから書いていくわけですが、このことひとつ取っても時間がかかっていて、センスのなさに落ち込んでいます。
そんな自分に言い聞かせるのは、どのようにして作ったら神無月の会に足を運んでみたいと思っていただけるのだろう。
商品の魅力も含めて、店の役割を果たすために白紙の紙にこれまで積み上げていたことを表現するときが来ました。
今の時代の和装業界にはヒット商品というものはなくて、お客様の趣向性に合ったものを提案させていただくのが私の仕事といえるのかもしれません。
このことを頭に置いて楽しい会にしたいです。
とっても荷が重いですが、これが私の仕事で労を惜しまずチャレンジする覚悟でいます。
今日はこの他にも9月号の「あ・うん」のネタ探しもしていまして、ブログ記事を用意する時間がありませんでした。
そこでインスタに使わせていただいた金封を記事にさせていただきます。

面白い金封
店で風変りな金封を揃えていると、それを目にしたお客様が可愛い言って手にしていただけるのがアニマルの形をした金封です。
長年定番品として続いている商品で、孫が来るからお小遣いを渡すのに使いたいという方が少なくありません。
左上から、「招きたい袋(招き猫)」、「福福袋(パンダ)」、「福かえる(カエル)」、「お目出度袋(鯛)」、「うさぎ袋(ウサギ)」の順に並んでいて、遊び心があってどれも面白いでしょう・・・
3枚入っていて500円の品になります。
参考にしていただけたら幸いです。

コーヒーでもいかがですか
毎月出張の折にお茶菓子を買って帰るのですが、季節のお菓子以外に数字のお菓子を目にしたもので、これは面白いと思って買って帰ると、娘にSOU・SOUだと言われましてね~
以前、SOU・SOUのゆかたを取り扱ったことがあってブランド名は知っていましたが、お菓子まで出しているとは知りませんでした。
友人が店の遊びに来たもので、好きな数字を聞くと「8」と答えてくれたもので、「8」の数字のお菓子を出させていただきました。
カステラのような触感にクリームが載ったお菓子です。
毎日難しいことばかり考えているから、面白いものに目が行くのかもしれませんね。
昨晩は夜更かしをしたこともあり疲れました。
取り止めのない記事になりましたが、どうにか今日の仕事のノルマを終えることができてホットしております。
では、これにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







