一人暮らしというものは気楽な反面寂しいものがありまして、暗闇の中でドアーのカギを開けて室内の電気を付けるのですが、室内が冷えきっていまして家に上がると何の迷いもなく向かう先は茶の間。
その部屋に温風ヒーターがあるので、寒い寒いと体を丸めながらヒーターのスイッチを押すと、リズム良くヒーターから語りかけてきます。
女性の声で「運転を開始します」と・・・
即座に「お願いします」と言葉を返します。
それって会話とは言えないのでしょうが、自宅で唯一言葉を発する時かもしれません。
そしてテレビと電気じゅうたんにスイッチを入れて、気温が低い日は部屋着に変えることができずにいて、しばらくヒーターの前で暖を取ってから着替ることも・・・
そして夕食の支度が始まる訳ですが、毎日同じことを繰り返していると、明かりのついている家が温かそうに思えてくることがあります。
明かりの下に家族が集まっているイメージが私の心の中にあり、団らんの世界に憧れがあるのかもしれません。
小さくても経営者という孤独感とも重なり合って、一人暮らしの寂しさを味わっていますが、生きていく姿はそれぞれに違えども寂しさって誰もが味わう感情なのかも。
その感情があるから人に優しくできるのかもしれませんが、与えられて人生を受け入れられる器を持ちたいものです。
しょうもない中年オヤジのたわ言から始まってしまいましたが、心は春へと向かっているので頑張って投稿したいと思っています。
見にくいかもしれませんは、色無地の着物を着たかのように上から撮って写真で、地紋が入っているのが見て取れるかと思います。
これは地紋のある白生地を選び、職先で春を感じる山吹色の系統の色で染めてもらったオンリーワンの色無地です。
色無地は染めた模様が入っていないために寂しい着物になって見えるかもしれないが、春らしい帯を合わせると、とっても素敵な装いになるんですね~
その画像がこちらです。
文句のつけようがない入卒時のお母様の装いとなりましたが、品の良い明るさがあり、改まった席に着て行く装いになったと思いませんか?
30代から40歳のお母さんが入学式に着ていただいたとしたらカッコいいと思うな~
特に春を印象付ける桜の帯が綺麗でしょう・・・
着姿の腹の部分もコーディネートしてみました。
正統派の合わせ方かと思っていますが、桜の刺繍の帯から清潔感が溢れていてとてもエレガンスです。
合わせた白いかんざしからも清潔な感じを印象付けていて、まさに入学式の着物って感じでしょう。
装いの決め手は色無地の色にあるのではないかと思っています。
近年色無地を欲しがる方が少なくなっていますが、着物の地色がこれまでにない素敵な色合いだと帯も輝き始めて品のいい装いになるものです。
お好みの色で色無地を染めることもできますし、タンスに眠る色無地の染め替えも承っているので、いつでも気軽に相談ください。
プロの目でTPOに合わせた色合いの提案ができるかと思っています。
入卒用の着物から少し話がズレましたが、参考にしていただけたら幸せに思います。
今日も中途半端な記事となり申し訳ありません。
お腹が空いているからかもしれないがこれにて閉店と致します。
では、お休みなさい。