コロナ騒動でいろんなことが中止になってしまい、とってもつまらない日常になってしまいました。
この余波はこの先も続きそうで、経営者たるもの覚悟して舵取りをすることが求められています。
ご多分に漏れず着物業界も大きな打撃を受けていて、イベントが組めないことや、各地でお祭りが中止になり、夏の風物詩となっている花火大会までも中止となり着物や浴衣を着る場を失ってしまいました。
夏商戦を私の店では浴衣商戦と位置付けていただけに、取り組み方を変える必要性が出てまいりました。
8月に浴衣パーティーを企画していましたが、この調子だと中止の運びとなるのかもしれません。
「さ~、どうする。」
予期せぬことが起きたことで、ここしばらく悶々としていましたが、気持ちを切り替えて「浴衣を夏着物として着れる提案」をこれまで以上にアピールすることにしました。
そこでホームページも夏物に切り替えていかなくてはならないこともあり、今日は浴衣が夏着物になることを印象付ける画像を撮ってみることにしました。
一日がかりでいろんな写真を撮ってみましたが、画像処理をしてみると出来栄えのいいのが少なくて撮り方の難しさを改めて感じている次第です。
何をしてもこんな調子だから思いやられます。
その中の一つが浴衣に夏の名古屋帯をコーディネートした二組の画像です。
左側の派手物は綿絽浴衣に麻八寸の帯を合わせたもので可愛いと思いませんか?
例えば彼氏とデートのときに着こなしていただけたら、格好いいでしょうね~
右は竺仙さんの奥州小紋で生紬っぽい雰囲気をかもし出していて、単衣の着物としても着ていただけるおしゃれな木綿のきものです。
それに雪持芭蕉の帯を合わせ、奥州小紋の鼻緒ですげた桐下駄でコーディネートしてみました。
画像を大きくしたものがこちらですが大人に着こなしでしょう。
着物と帯に使っている藍の色がコーディネートにバランスよく入っていて涼しさを呼ぶ組み合わせかと思っております。
お友達と話題のお店で食事会。そんな時に着物でお洒落できたら素敵でしょうね~
注目の的になることでしょう。
こちらん画像は新しく揃えた子供浴衣と模様が入った子供兵児帯でコーディネートしたもので、お母さんのゆかたとを組み合わせたツーショット画像です。
お母さんと子供さん下駄がお揃いというのも見逃せない点で、ひと夏をお子さんと共に浴衣を着て思い出作りというんはいかがでしょう。
そしてこちらが殿方浴衣ファッションで、右端のコーディネートに使っている帯は小千谷ちぢみの兵児帯で色はモスグリーン。
麻100%の兵児帯で面白いと思いませんか?
仕事ばかりしている殿方には気分転換を図る意味で浴衣でオシャレしてみるのも悪くないと思います。
浴衣でビアガーデンなんて乙な遊び方ではないかな~
世界が変わって見えるので、是非チャレンジされてみて下さい。
浴衣を着る動機は人それぞれでしょうが、日常の生活の中に浴衣が溶け込んいけたら、穏やかな生活を取り戻した証となるのではないでしょうか?
この店はそんな人たちの応援ができたらと思っています。
これからいろんな角度からゆかた情報を出せたらと考えていますので、参考にしていただけたら嬉しく思います。
まとまりのない記事になりましたがこれで終わることにいたします。
では、お休みなさい、