久しぶりに暑いと感じた一日になりました。
暑さとも関係しているのか、お客様が少ない一日で店のバッグヤードで7月の販促を考える時間をたっぴりいただくことができました。
いろんなことを考えてしまいますが、和装市場は小さくなり続けているだけに単にお客様を待つだけの店だとしたら、いづれ立ち行かなくなることは目に見えています。
どんな時代になろうとも、「仕掛ける」というアクションがないと仕事は生まれないし、お客様も現れないと考えることが現実的かと思っております。
なので、7月は気合を入れて仕掛けてみるつもりでいます。

おしゃれな夏物の着物コーディネート
この映像は夏牛首紬の着物に絽の長羽織でコーディネートしてみたものですが、いかしていると思いませんか?
特に楓柄の絽小紋を長羽織として見立てなんておしゃれでしょう・・・
暑さに耐えなくてはなりませんが、それ故に誰も夏に羽織で楽しむ人がいないだけにおしゃれが際立つと言えるのではないかな~
長羽織の柄が総模様で、レトロな雰囲気もありますしおしゃれを極めた人の着こなしって感じがしてなりません。
夏場だけでなく、秋の始まりの季節や、6月頃も絽の羽織をはおっていただけるので、着物を着ることの多い人には役立つものだと思っていますし、なによりもおしゃれなところに心が惹かれます。
このような感じの長羽織を着ている人を見かけたら、ストーカーみたいになってしまうかもしれませんね。
夏の装いは暑さをしのぐために帯出しと相場が決まっている感がありますが、羽織を身に付けていたとしたら、本物のおしゃれの在り方を知っている方だと思います。
上手く言葉にできませんが、しばらくおしゃれな着こなしの方と出会うことがないもので、この画像を採り上げてみた次第です。
ところで同業者や仕入れ先との接触がほとんどなくなっていて、コロナで経営が委縮してしまったのか、誰もが守りに入っていてつまらなく思ってい者の一人です。
普通の経済状態に戻るまでには、沢山の時間が必要とされているようですが、とっともっと楽しいことをこの店から作り出して行けたらと思っています。
ではこれで記事を閉じることとします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







