これから夏本番を迎えようとしているのに、この静けさはいったい何だろう・・・
日本中を駆け巡る話題はコロナ下においてのGoToキャンペーンの在り方。
健全な社会生活に戻したくてもそれが適わないなんて、考えれば考えるほど腹正しく思います。
治療薬を一日も早く見つけだして豊かな社会が戻ってくることを期待したいです。
私の店は涙市に向けて商品の値付けが始っていまして、今日から秋冬物の着物や帯に涙市価格を付け始めました。
数か月間、夏物ばかり触ってきたこともあり、売り場に出して改めて娘たちを見ると、とても新鮮に思えるから不思議です。
でも娘たちに告げられるのは割引をしたお値段。
とても辛い作業ですが、年に一度の決算とコロナ下を乗り切るには綺麗事を言っている時ではないのかもしれません。
希望、願い、我慢、不安、恐怖、挑戦、毎日いろんなことが交差して考えることが多くありますが、今は涙市に全力を尽くしたいと思っているところです。
さて、今日は秋冬物の着物の中からおしゃれな帯と組み合わせた絞りの着物を紹介してみましょう。

おしゃれな装い
部分的に絞りを加えて黄色系の着物で、合わせる帯でセミフォーマルぽっい装いにもなれば、画像にある墨色の染帯を合わせれば、超個性的な普段着となる着物かと思っています。
帯が目立ってしまいましたが、大人可愛さがあってオシャレな着こなし方でしょう。

絞り染めの着物
着物の画像を拡大してみると、着物の地色にグレーで絞った個所が見て取れるかと思いますが、この絞りが飛び柄として生きていまして、品のいい仕上がるになっているんですね~
こちらの着物と帯に涙市価格が付けられましたが、どちらの品もとっても素敵なのでお勧めさせていただきたいです。
確か絞りの着物は割引価格が8万円台だったかな~
参考にされてみて下さい。
閉店後に或るお客様のお父様のお通夜に伺ってきたのですが、とっても素敵な家族関係を拝見することとなり、心が通った温かな通夜に心が打たれました。
コロナの感染拡大で人間関係がギスギスしたところが見え隠れしていまして、ゆったり感が無くなっている感じがしてなりません。
そんな不満を持っていたからしれませんが、家族の優しい接し方に感じるところがあったのかもしれません。
命というものはいつか絶えるものですが、家族から愛される生き方をしたいと思った、そんなお通夜でした。
変な記事になってしまいましたが、今日はこれでおしまいにしたいと思います。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







