お天気のせいにしてはなりませんが残暑が厳しくて来客が伸びません。
毎年この時期はこんな感じだったのかな~、そんなことを思い返したりしていますが、もう少し秋らしい陽気になってくれないものかと願う私がいます。
一方で、秋の品揃えに変わって、新商品を具体的にお客様に伝えきれていないことが、お客様を惹きつけられない要因になっているのではないだろうか?
いろんなことを考えてしまいますが、コロナにも、暑さにも負けない魅力的な店作りを作っていかなくてはならないと思っております。
そこで今日な素敵な装いを紹介させていただきたいと思います。

インカの鳥を刺繍した帯
こちらの画像は数か月前に注文を入れていた帯で、秋物として店の届いた新柄です。
小千谷の紬の生地に「インカの鳥」を刺繍で表現した名古屋帯で色合いは生成。
味わいがあって素敵な柄の帯だと思っています。

単衣用の塩沢紬を紬に刺繍した帯でコーディネート
その刺繍帯を白っぽい塩沢紬に合わせて単衣の装いを作ってみました。
あっさりした色合いの中で「インカの鳥」が優しく浮かび上がっていて、いかしていると思われませんか?

おしゃれな単衣の装い
腹にも刺繍柄が入っていまして、黒と白で組み立てた矢絣の帯〆で全体の装いを締めて、一方で装いが重たくならないように軽い色合いのオフホワイト色で爽やかさを表現してみました。
単衣物としての装いらしがかもし出されているとおもいませんか?
きものを知り尽くした大人の装いと言えるのではないかな~
とっても素敵です。

紬の生地に刺繍を加えた「インカの鳥」の柄
こちらの刺繍帯は腹の模様が異なっていまして、着物によって雰囲気を変えることができるできることでしょう。

おしゃれな着こなし
微妙な色合いを映し出すことが難しくて、こちらの画像も加えてみました。
ご自身のおしゃれ感と合う帯だったらご一報くださいますように・・・
現在、紅花紬展の案内状みたいなものを手書きで作っているのですが、想像力が乏しいもので構成に苦労しています。
考えていることや思っていることを表に出して、文字や写真として形にすることの難しさを嫌というほど味わっています。
今日はブログ投稿を早く終えて、案内状作りにもう少し時間を割いてみるつもりでいます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







