午前中に息子が突然店にやってきて、隣の美容院で髪をカットするから3歳の孫を預かって欲しいとのこと。
忙しい訳ではないので、預かったものの店には幼児用のおもちゃは何もなくて、どうして時間を潰そうかという感じです。
女の子の孫は、「ジジ、何して遊ぶ!」と私に声をかけてくれれも慣れていなこともあってギクシャク!
少しずつ要領が分かり始めた私は、紙飛行機作りから始まり、交代で宝物探し、そしてトランプで神経衰弱などをしていましたが、お昼を過ぎても戻って来ません。
孫は「お父さん遅いな~」と呟くと、
「お父さんは、髪の毛をカットしてからシャンプーやリンスして、濡れた髪の毛をドライヤで髪を乾かしてからセットするから時間がかかるのよ~・・・!」
そんな話をして気をそらすのですが、お昼も過ぎても戻ってこないので、「お腹空いた?」と尋ねると孫は、「お腹空いた!」と応えるので、業者から毎日届けてもらっている弁当を開いて孫のお腹を満たすことに・・・。
すると今度は「果物が食べた!」とのリクエスト。
孫にはジジの家にはあっても店にはないことを説明するのですが、なかなか受けいれてもらえず、店を閉めて果物を取ってこれない孫に話しをしても呑み込めないのか、困っていたときに息子が戻ってきて事なきを終えました。
息子はパーマをかけていて遅くなったようですが、前もって話していてくれてばそれなりの準備ができたのに、男って大ざっぱだと思いませんか?
慣れない孫守でしたが、どうにかこなすことできて一安心。
短い時間でしたが仕事とは違う疲れを感じた私でした。
息子達が帰った後もお客様は少なくて諦め気分でいたときに着物姿で入店されるお客様。
その方は以前にもお世話になったことのある富山県の方だったんですね~
この地域にある白山ひめ神社へ来た帰りだと話されていましたが、コロナ禍で長い間お顔を拝見していなかったこともあり、それも着物姿だったものでとても嬉しかったです。
スッキリした着こなし方をされる方で着物がとても似合うんですね~
コロナ禍で着物を着る場がなくて面白くないことを話されていまして、きもの専門店としては、着物を着る場が作れないことを心苦しく思うところがありました。
来る8月8日のゆかたパーティーのお誘いをさせていただきましたが、参加いただければと思っている次第です。
ところで今年に入ってから富山県からお越しになる着物愛好家のお客様が増えていまして、店とのご縁をいただけることに心より感謝しております。
コロナ禍が終われば、もう少し県外からお客様をお呼びできるのではないかと考えるところがありますが、そんな日が来ることを信じて着物熱を高めていかなくてはならないと思っています。
こちらの画像は素朴な風景がにじむ一間幅の麻のれんを背景に、夏着物をコーディネートしたものです。
着物は小千谷ちぢみで、合わせた帯は麻を絞り染めで染めた全通柄の名古屋帯。
画像に写る品は全て麻素材で作られたものです。
涼しさが伝わるものであればいいのですが、哀愁が漂っていて心穏やかになると思いませんか?
小千谷ちぢみは生成りにクリームの太めの縞柄で、ブルー地の四つ葉柄でコーディネートさせていただきました。
気取った表情がなくて素敵な組み合わせかと考えています。
参考にされてください。
そして明日は父の日です。
父の日の贈り物に男物下駄をお勧めしたくて、画像だけになりますがここにアップさせていただきました。
庭履きとしてもお使いいただけますし浴衣にも合わせられるので、ご検討いただければと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。