設計図なしで建物が立たないとしたら、同じ事が店作りにおいても言えるのでしょう。
この先どんな企画を持ってしてお客様を呼び込むことができるのか、どのような品揃えでコロナ禍を乗り越えたいと考えているのか、全てが設計図があって具体化できるものです。
今日から古布の木目込み雛人形を発表させていただきますが、年内はこれで店の行事が終わることから、2021年に向けての店作りの設計図作りに入っていて、新しいことにも取り組んでみたいと思っています。
その一つとして50㎝幅の小風呂敷から作る「4コハゼの足袋」です。

風呂敷から足袋を作ってみます
その試作品として、白地に藍の水玉模様の小風呂敷で娘の足袋を作ってみることにしました。
出来上がるまでに一月半かかるそうで、このオーダーメイド足袋が期待している仕上がりとなれば、来春からの店作りに生かしたいと思っています。
こちらの小風呂敷が問題なく足袋へと変身出来たなら、改めてSNSで紹介させていただきます。
楽しみにしていてください。
本日期待を込めて、仕入先に送ったところです。
そしてもう一つ考えていることは、新年の初売りから3月頃まで入卒時のお母さんの着物を取り上げたいと考えていまして、その取り組み方を検討しているところです。

入卒時のお母さんの着物
単に「入卒時のお母さんの着物」だけではものたりなくて、入卒時に着物を着てみたくなるメニューが作れないかと頭を絞っているところです。
こうして絶え間なく店作りの出し物を考えていますが、何かをプロデュースすることって簡単ではありません。

古布の木目込み雛人形
さて、今日から古布の木目込み雛人形を発表させていただいていまして、新しいお客様にお越しいただくことが出来ました。
お孫さんの初節句に用意したいと考えていらっしゃって、飾るスペースがあまりないとのことで、見に来られたのでしょう。
目に留まったお雛さんがあったみたいで売約品とさせていただきました。
その後も新しいお客様が来ていましたが、新規のお客様に見に来ていただくことって、この店の生命線と考えているだけにとても有り難く思っています。
きものと和雑貨を通してカメレオンのように店内が変わる店。
何かと大変ですが、魅力的な見せになれるように明日も半歩でも踏み出せるよう頑張りたいと思っています。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







