コロナ禍の中で来年に向けて店作りの在り方を考える・そしてアニマル柄の染帯

アニマルが柄の帯

コロナ感染者が増え続けていて、社会生活だけでなく経済活動にも大きな影響が出ていいることに頭を悩ませています。

私たちの業界にも大きな陰を落としていて、着物を着る場が失われていることが和装への消費を鈍らせていて、コロナ感染が押さえられることで改善が図れるという事態に、打つ手を失っているというのが現状ではないでしょうか?

 

この苦難の状況は和装業界だけではありません。

そうした中でどう動くかが問われていて、考えているだけでは経営の体力を失っていくだけで、アクションを起こすことが大切かと思っています。

 

コロナ禍で右往左往した2020年も終わろうとしていて、新しい年に向けての店作りを考えていますが、新しいことを見つけられないままに時間だけが過ぎていっています。

結局はこれまでの路線に肉付けをしていくことに心がけて、専門性を高めていくことかと思っています。

 

芸がないと言われそうですが、呉服店が減少している中で専門性を高めていくことが、しいては店の存在価値を高めていくのではないでしょうか?

 

まずは先に、着物初心者に優しい店をどうしたら作れるかと言うことです。

その切り口として、着物クリニックの相談を増やしていくことで、単にシミ抜きや丸洗いだけにと止まらず、半衿の取り付けや、寸法直し、お子さんの着物の縫い上げなど、ご家庭で出来ない針仕事を快く受けることで、店との繋がりが増えるのではないでしょうか?

そのアプローチとなるものを作りたいと思っています。

 

一方で着物愛好家に応えられる店を目指したいと思っていて、年に二度、趣味性の高い商品を紹介していくことが、和装の魅力を広げる切っ掛けに繋がるのではないかと考えています。

そして、ご縁をいただいたお客様と着物で遊ぶことも忘れないようにしたいと思っています。

 

ここに着物の着付けが一人でできる人を増やしていくことが入ってくる訳ですが、この分野は着付け教室を請け負っていただいている先生と相談をして改善が図れればと考えているところです。

 

ここまでは着物の関したことで、この店は和雑貨にもこだわりを持っています。

中でも風呂敷を扱う店が周りには全くなくて、品揃えに関しては充実が図れていますが、エコ社会が問われている中で、風呂敷がエコ社会に役立つと考えていて、その役割を担っていけたらと思っています。

 

これまで店では年に何度か風呂敷の包み方講習会を会を開いていますが、新しい試みとして、風呂敷包みの講習会を希望される会場に出向いて、そこで講習会を開くことで風呂敷の振興に繋がるのではないかと考えています。

 

そのサービスを地域に投げかけると、11月に地区の公民館活動に呼ばれまして初めての体験をさせていただきました。

そして来年の1月に一件、2月もある団体に招かれていまして、風呂敷包みの手ほどきをさせていただく予定でいます。

 

この活動を店の強みにしていけたらと考えていて、この店の存在を知っていただける切っ掛けになればと思っているところです。

 

ここにもコロナ禍の陰を落としていますが、新しいサービスに期待を寄せているところです。

 

これらが、今の私たちのが出来ることかと思っていまして、半歩でもいいから前に踏み出し、そこからいろんことを見直してみたいと思っています。

 

 

 

アニマルが柄の帯
アニマルが柄の帯

 

今日はこの画像を用意したのですが、記事を書いている途中で書いた記事を消してしまって、本日の投稿時間が迫っていることもあり、この帯に関した記事を書くことが出来ませんでした。

誤字が多くあるかもしれませんが、見直し時間もなくなり、これで記事を閉じることとましす。

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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