この寒さで来客が少なくて静かな一日になってしまいました。
土日は私一人で店を守っている訳ですが、今日のような日は物事を考えるには絶好のコンディションです。
コロナ禍でこの先どのような店作りをしていけばよいのか、店の強みをどの分野から引き出していくべきなのかを店の奥でいろいろ考えてみることとしました。
そして導き出したのは3つの柱。
着物初心者に優しい店をどのような切り口から取り組んでいくべきなのか?
着物愛好家に向けて、新たな商品開発ができないものか?
そして風呂敷にこだわる店として新たな戦略方がどこにあるのか?
何をするにしても知恵と工夫が求められていて、それら一つ一つを深堀をし、具体的な駒の進め方を導き出すことが大事。
こうなりたいと思い描く事から物事が始まるだけに、心の中で大風呂敷を広げていた私です。
今日は雨から雪に変り始めていて、日が暮れてから周りは銀世界になり始めました。
足元が悪くなると着物を着て外出することが困難になり始めますが、そんなときの秘密兵器を紹介してみましょう。

携帯用草履カバ
それは携帯用の草履カバーです。
映像からどのような品であるかが見て取れるかと思いますが、草履を丸ごと包み込み、鼻緒の半分くらいまで雨風や雪から足を守ってくれるものです。
滑り止めになる底になっていて、濡れた路面も安心して歩くことができます。
脱着も簡単で、足元が良くなれば、取り外してバッグに収められる大きさになるものです。
例えば初詣の日に天気が怪しいと思えば草履カバを持って出て、雨や雪が降り始めたら取り付けるという使い方もできますし、成人式の朝に雪が積もっていたら会場までの道中を草履カバーを使った足袋を濡らさないようにして使うというのもありかと思っています。
特に冬場は足袋を濡らすと体の芯まで冷えて物事に集中できません。その意味でも携帯用の草履カバーは冬場の必需品かと思っております。
大きさが「L」と「フリー」の二サイズが用意されていまして、お値段はLが1,800円でフリーが2,300円となります。
フリーがLよりも大きいとお考えください。
そして冬場の強い和装の履き物としたら防寒草履かと思っています。
これまでに何度か紹介させていただいていますが、現実味を帯びてきたので再び登場させてみました。

防寒草履
ベーシックで素敵でしょう。

防寒草履
フードの中も暖かそうで冷たい風が吹く太平洋側の人達には強い味方となることでしょう。
お値段はどちらも4万円の品となります。

アザラシの防寒草履
そしてこだわりの一品がアザラシ毛皮を使った防寒草履です。
こちらの商品を手にされたお客様からは、とても足元が暖かいとの感想をいただいています。
量産されていない品なので、装いにこだわりを持っていらっしゃる方にお勧めさせていただきたいです。
お値段は6万円の品となります。
これから寒い日が続くかと思うので参考にされてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







