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今日で5日間のセールが終わりました。
そこで今日はこの会を振り返りたいと思います。
一言でいうのなら、夏の暑さに苦しめられた気がしています。
エアコンを入れていても涼しさを感じる日がなくて、暑さに気力を奪われてしまいました。
その背景には、来客が少なかったこともありますが、秋物の着物を見ようとする人が少なかったことが上げられます。
浴衣関係は夏のムードが高まり、勢いを増すかと思っていましたが、昨年と比較すると苦戦したところがありました。
それでも新しい人が尋ねてくださり、浴衣への関心の高さは変わりないことを感じております。
ゆいいつ昨年と違うところは、ネットで出会った、いわいるリピーターからの商品の問い合わせは増えた事です。
実を結ぶケースは少なかったものの、着物好きな方の関心度には驚かされています。
総じて申し上げるのなら、今回ネットも含め若い人との関わり合いが多く、新しい世代が和物雑貨も含め、着物に関心を持っていることを知らされています。
とにかく、今回の「お値打ちの会」は、私の取り組の甘さを痛感しております。
終わった事を素直に反省し、また明日から次なるステップを考えなくてはなりません。
何をどうするのか・・・
8月という月は消費が落ち込むだけに、普段以上に知恵が必要になるでしょう。
しばらく頭と体を休めて、考えることにしてみます。
こちらはパナマ素材の夏草履です。
夏草履の中でも高級品と言われてりますが、或るお客様が、十数年前に買い求めたパナマ草履が茶色くなって、新しい草履を手にしたいと言って現在履いている草履を持って相談のこられました。
そして、店の商品を見ると、パナマって茶系なんだ~・・・なんて言って、お持ちのパナマ草履が変色していないことを知り、違う草履をお選びになられましたが、パナマ草履を知らない人もいるかもしれないと思い、写真をアップしてみました。
こうして白い夏系の鼻緒を合わせると素敵でしょ・・・。
夏に着物をお召しになられる方は、習い事をしている方か、仕事で着物を着る方がほとんどだと思いますが、本物を手にしたい方には、このパナマ草履をお薦めしたいと思います。
どうか参考にしてください。
話しは変わりますが、2010年7月27日は24時間を1秒でも過ぎれば昨日になってしまいます。
つまり返ってこない一日となる訳で、一日を大切に使っているかと考えると疑問に思います。
時間を消費するだけでいいのだろうか・・・
生きている以上、ゆるやかでも成長し続けたい。
そして、生きている証を実感したい。
20代の若者と違って、これまでの経験を生かし、人生のおさらいをしなくてはならない年代に入りました。
だから今日という日が重くて、実りあるものにしなくてはなりません。
夏バテ気味ですが、そんなことを考え始めたこの頃です。
良いことも、悪いことも私の精神的な良薬にしないとね・・・。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







