今日も冷雨が降り続き寒さが抜けきらない一日でした。春の陽気がないと心も湿りがちになりますが、お客様から私の店で折り紙の講習会をするから学びたい人を集めておくようにと電話が入りましてね~
そのお客様は店作りに役立てて欲しいと、お声をかけてくれたもので、娘を呼んで午後から折り紙の講習会。
当然孫たちも連れてくるので店は一気に賑やかになります。
そして教えていただいたのが、これからの季節に役立つ桜の飾り物や鯉のぼりの箸入れなど、4種類の折り紙。
参加者は二人の娘で私は孫守りです。
娘たちもお客様と仲良くさせていただいていて、和やかに学ぶこと一時間近く、4種類の作り方をマスターすることができました。
その2種類が桜と鯉のぼりの箸入れ。
可愛いでしょ・・・
早速、お越しになられたお客様に鯉のぼりの箸入れをプレゼントさせていただきましたが、タイムリーな販促物になりそうで気に入っております。
色々と手ほどきしていただいて、お客様に感謝しないといけません。
気にかけてくださって、本当にありがとうございました。
話題は替わります。
観光地などで着物を着られている方を見かけることが多くなっていますが、着物って「事」がないと着なくなっていて、生活の中で着こなす方は極めて少なくなっているのではないでしょうか?
普段に着物を着こなしている方にお会いすると、業界の鏡のように思えるなんて可笑しな話ですが、着物と事が密接な関係にあることを感じさせらております。
時代が変わったと言えるのかもしれませんが、ここにアップした着物コーディネートは、まさに、普段の生活の中で着こなす紬の着物かと思っております。
山形県で織られている紅花紬の 太子間道(たいしかんどう)で、なにげない全通柄の帯で組み合わせたものです。
おしゃれを際立たせる着こなし方とは違って、紬が持つ味わいを引き出す取り合わせかと思っております。
これに割烹前掛けをしたら、割烹料理店の女将さんのように見えるかもしれませんが、このような着こなし方に哀愁を覚えるものがあります。
そして猫の帯留めを加えて面白さを表現してみました。
華やかさのある装いが注目されがちですが、このような紬を着こなさる方が着物愛好家といえるのかもしれませんね。
コーディネートに少し無理があったかもしれませんが、今日のような肌寒い日に紬が似合うのではないかと思って取り上げてみました。
お母さんが折り紙を教えていただいている間、孫は蚊帳の外。
おやつを手にして満足気・・・
カメラに収めることができたもので、最後にこの画像をアップして終わらせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。