このブログでも紹介させていただいていますが、風呂敷の日に当店のオリジナル品として風呂敷から作るオーダーメイド足袋を発表させていただきました。
初めての試みだったこともあり、風呂敷から作った足袋のご意見を聞いてみたくて、風呂敷コンテストを実施していましたが、そのコンテストが昨日7日を持って終了しました。
コンテストには試作品として作った6足の展示していまして、先ほど集計を取ってみると、
同数で一番人気だったのが「水玉の紫」と「水色の刺子」でした。
第2位が一票差で「パンダ「と「鳥獣戯画」の模様で、こちらも同数でした。
店がセレクトした風呂敷柄は的外れでなかったように捉えていますが、欲を言えば、投票者数が40名と期待していたほど人数が伸びなかったことが少し残念だったかな~
お約束していたとおり、明日抽選をして3名様に足袋を作って差し上げたいと思っています。
明日の午後から着付け教室なので、その人達に抽選をお願いするつもりです。
投票された人で、店からの連絡が無かったとしたら抽選から漏れたと思ってください。
これらのオーダーメイド足袋はオンラインショップから注文が取れるようになっていますが、プレゼンが足りていないのかネットからの注文が届いていません。
改めて新しい商品を開発し、それを販売まで結びつけることの難しさを味わっています。
産声を上げたばかりの商品なので、これからの取り組みにかかっているのかもしれませんね・・・
そして3月号の「あ・うん」が出来上がりました。
歳時記に載せたイースターの記事は娘から提案があったもので、私としては助けてもらった気がします。
というのも、この「あ・うん」の発行は今回で251回目で、3月の歳時記はこれまでに20回近く書いている計算になります。
3月の歳時記に当てはまるネタが無くなっていて、発行回数を積み上げる度に埋める記事に苦労させられているんですね~
いつもそんなことを呟きながらも発行していまして、自己満足で終わっていないのか心配になります。
どうであれ次はお客様に「あ・うん」をお届けすることで、この仕事を終えて始めて、3月号のあうんを作ったことの意味を持つのでしょう。
お客様周りも頑張らなくてはなりませんし、新しい企画も考えないといけません。
いろいろすることがありますが毎日が完全燃焼している訳ではなく、これでいいのかと振り返ったりしても、物事を変えるのは政治や社会の仕組みではなくて自分の心と行動なんですね~
小さな店でも経営者となれば結果を急いでしまいます。
それは誰にでも言えることかと思いますが、長い目で商いが続けられることを考えたならば、田畑を耕して種を蒔き、その種が実を付けるまで水と肥料を与えて成長を待つ。
このプロセスは小売業でも当てはまるのではないでしょうか?
田畑は店で種は新しく出会ったお客様かと考えています。
誠実にお付き合いをさせていただくことで、店の信頼と安心が育ち店のファンとなっていただけるのでしょう。
なので地味な仕事ほど深い意味を持つと思わなくてはなりません。
毎月「あ・うん」を作り始めて21年目になりますが、種を育てていると思うと頑張れるんだな~
結論から言えば諦めないことで、オーダーメード足袋も工夫をこらして頑張っていきたいと思っている私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。