着物姿で遊びに来られた方がお二人いらっしゃいましてね~
その着こなし方がとっても素敵で呉服店として嬉しく思うところがありました。
お一人は黒地の万筋(縞柄)の江戸小紋に西陣名古屋帯の組み合わせで、お茶のお稽古を終えた後に店に来てくたんですね~
着物姿で遊びに来てくださる事の多いお客様で、明るい色合の着物を着こなす方だと思っていまして、黒地着物の着こなし方を目にして驚きがありました。
白の半衿が際立つ静かな装いにうっとり。
江戸小紋の魅力を見せつけたれた次第です。
そしてもう一人の方は今回の展示会のテーマになっている牛首紬を着てご来店くださったんですね~
その着こなし方がとっても目を惹くものがあり、お写真を取らせていただきました。
お顔を隠してブログで紹介させていただくつもりでいたのですが、顔が写っていてもかまわないとのことだったので、ここに紹介させていただきます。

藍染め牛首紬をお召になられたお客様
そのお写真がこちらです。
着物は先染めの藍染め牛首紬の縞柄で帯は紬地の型絵染になります。
素敵な着こなし方でしょう・・・。
こちら様も着物で遊びに来られることの多いお客様でこの着こなしを拝見するのは始めて。
藍染めという深い色合の幾何学模様に装いを軽くする白っぽい草木模様の帯。
着物と帯の取り合わせのバランスが上級者で、無理のない着こなし方にうっとりさせられるところがありました。
合わせていた長襦袢を写すことができませんでしたが、お洒落襦袢も素敵でしたね~

ステキな藍染め牛首紬の着こなし
そして帯〆帯揚の色の使い方が紫を軸にされていまして、センスの良さを感じるものがありました。
おしゃれ着なのに正統派の品の良さ映し出されていて、着慣れている感じが一目で分かる着こなし方かと思います。
お客様は数多い着物の中で牛首紬がとても着やすて一番のお気に入りの着物だとおっしゃっていましたが、コロナ禍で着物を着て出かける機会が少なくなって寂しいとも話されていました。
着物を着る機会を設けることが出来ないことを心苦しく思っていますが、牛首紬が一番のお気に入りの着物であることを聞くことができて嬉しく思った次第です。
素敵な着こなし方を見せてくださいましてありがとうございました。
私の店はこのようなお客様に支えられているのかもしれませんね。
ということで今日のブログ記事とさせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







