目の前に迫っている東京オリンピックの無観客が昨夜決まり、東京都では4回目の緊急事態宣言が発令されるとのこと。
このようなことになることが予測できただけに、もう少し早く決断できなかったのでしょうか。
特にオリンピック需要を見込んでビジネス展開を図っていた企業や商店の経済損失は大きさのではないかな~
何のためにオリンピックを開くのか?
その意味さえも薄らいでしまって、頭を抱える関係者は少なくないことでしょう。
「コロナが憎い!」としかいいようがありませんが、オリンピック開催国としてワクチン接種が早くできなかったことに悔いが残ります。
ここまで来たら割り切って、オリンピックを楽しめる環境を整えることにベストを尽くして欲しいと思います。
ホスト国として、温かい目でアスリートを応援しなければならないと思っています。
様々な痛みを抱えて開く東京オリンピックとなりましたが皆でエールを送りましょう。
ところで、コロナ禍と梅雨空のダブルで心が湿っぽくなっていて、何か面白いことがないかと思ってしまいます。
こんなときこそお客様の笑顔は心の隅間を埋めるものになっていて元気をいただけるですね~
お客様の笑顔をいただくためにも、梅雨空の下で、年に一度の涙市の準備を進めていまして、夏物の着物や帯のプライスダウンの札入れが終わり、明日から秋冬物の商品の札入れに入りたいと考えているところです。
そこで今日は夏物商品からお洒落な帯を紹介させていただきたいと思います。

トンボ柄の絞りに刺繍名古屋帯
それがこちらのトンボ柄の帯で、市松取り麻素材の帯地に絞り刺繍を加えてトンボ柄を浮かび上がらせたこだわりの夏物です。
帯の地色がブルーグレーで、トンボの羽根を絞りで表現し胴体をブルーの糸で刺繍しています。
暑い夏をトンボ柄で涼しさを呼び込んでいるのではないでしょうか?

「勝ち虫」トンボ柄の絞り刺繍帯
このトンボ柄を「勝ち虫」ともいいまして、きもの業界では縁起物の柄とさせています。
その意味を詳しく調べてみると、
トンボは素早く飛び回り害虫を捕らえ、また前にしか進まず退かないところから「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、「勝ち虫」と呼ばれ、縁起物として武士に喜ばれました。 戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や印籠の装飾に用いられたそうです。
そのような意味を持つ帯ですが、16日から税込み価格110,000の品が末広がりの88,000円の割引価格で発表させていただきます。
他にも面白い夏帯をプライスダウンさせていただきましたので、涙市をご利用いただけたらと思っています。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







