来る日も来る日も「涙市」の開催のことばかり考えていて、小さな世界で仕事をしている感ずがします。
テレビの情報番組から、チョトしたアイディアからヒット商品を生み出している現実を知ると、きものや和雑貨の仕事であっても工夫次第で注目を集めることが出来るはず!
「創意工夫と逆転の発想から新しい風を起こせ!」と、自分に言い聞かせて気持ちを奮い立たせるようにしていますが、何も変えることができません。
力不足であることに気づかされています。
経営戦略で最も恐れるのは「マンネリ化」。その逆は「ワクワク感があって新しい試みに期待を寄せる」ことかと私は解釈しています。
年に一度だけ開催している涙市を目前にし、催事の脱マンネリ化をどう変えたらいいのかと、目の上のタンコブに悩まされ続けています。
ここに発想の転換が必要とされているのかもしれませんね。
さて今日は、博多織りの産地より涙市の協賛品が店の届き、その荷物を開くと、初めて見る少々難有りの単衣八寸帯が数点入っていましてね~
業界用語で難あり商品を「B反」と呼ぶことがありますが、広げて確認するも何処に有り難があるのかさっぱり解りません。
この画像に写し出されているのが博多織単衣八寸帯の全通柄となります。
どれも素敵な柄で、浴衣や夏着物であったり単衣の着物に合わせる単帯です。
帯一つ一つに難がある箇所に赤い糸印が一つだけ付いているのですが、穴が空くほど印がある箇所を見ますが、どこに異常があるのかが見つけられません。
中には織り糸を抜けているような品がありましたが、少し距離をとるとまったく分かりません。
これで少々難有りの印を付けられるなんて信じられません。
それにお値段が目茶苦茶お安いんですね~
正規のお値段の1/3以下のお値段で、柄や帯の風合いを気に入っていただけるのであれば、最高のお買い物となるのではないでしょうか?
産地の協力をただいて10点余り少々難有り商品を準備することが出来ました。
博多織りのブランド品でもあるので見逃せない商品かと思っております。
そして店頭に涙市の看板が立ちました。
「涙市 決算SALE 7月16日(金)⇒25日(日)」
店の前を走る国道沿いに大型ショッピングセンター「白山イオンモール」さんが、今週15日にプレオープンすることから、車の通が多くなることを予測して派手な看板を用意しました。
この涙市は着物や帯の割引率が高くなりますが、和雑貨や和装小物も全て割引になるので、是非覗いてみてください。
さて、今晩はサッカーの試合がテレビで観戦できるみたいで、疲れた脳みそをリフレッシュ出来ればと思っています。
ということで今日を閉じることと致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。